オルエットの方へ

見たい映画や芝居がたくさんあったのですが最終的にこれにしました!

ジャック・ロジエ監督「オルエットの方へ」(1969-1971年仏)@三軒茶屋中央劇場

★あらすじ★
9月初め、キャロリーヌとジョエルとカリーンは、海辺の別荘へ気ままなヴァカンスに出かける。女だけの生活を楽しむ3人は、ある日ジョエルの上司のジルベールと偶然港で出会う。以前から彼女に思いを寄せていた彼は、別荘の庭にテントを張らせてもらうが、彼女たちから粗末な扱いを受けることに。一方、海からの帰りに知り合ったパトリックと、一緒にヨットに乗ったり、乗馬をしたりするうちに5人の関係は変化して…。16㎜からブローアップされた、海とヴァカンスがいっぱいの長編第2作。@ユーロスペースHPより
b0044209_9121875.jpg


いやはや楽しい映画でした!
面白いとか凄いとかじゃなくて、ひたすら楽しい!

161分という長さなのに事件らしい事件もなく、
ヴァカンスを楽しむ3人の女の子がキャッキャしてるだけなのに何故か飽きない!
自分も彼女たちと遊んでるような楽しい気持ちになれるんです。
会話になんて意味ないしね!!何があっても一緒に居るだけで笑っちゃう、楽しいっていう空気感。

これ、たぶんカメラワークのせいもあって、乗り物に乗ってるときはカメラも揺れるし、
目線が彼女たちを見守る第三者的な感じなんです。
この目線がひたすら愛を感じるんですよね。ホームビデオみたいな愛する人達を映す目線なんです。

あと見所は彼女たちの健康的でしなやかな身体!
日本の若い女の子の棒みたいな足にくらべて、パンッと水を弾きそうな瑞々しい長い足は見てて気持ちいい!

一人の女の子を追いかけてきた冴えない上司をからかう女の子たちにはクスクス笑っちゃいました。目線でお互いに合図する女の子特有のテレパシー。身に覚えありまくり(笑)
b0044209_913625.jpg

洋服が私の好みで、とってもかわいかった!
私はカリーンの着こなしが好き。
赤いニットとブルーのスエードのパンツの組み合わせとか、
ブルーのビキニもかわいいし、頭にスカーフ巻いてみたりするのもステキ。
オリーブだったら、「ジャック・ロジエのヴァカンスファッション」とかって特集しちゃいそう。

ベッドでダラダラしたり、エクレアをむさぼり食べたり、ビーチでねっころがったり…いいなぁ。
ビーチがシーズンオフなのか(9月だしね)人がいなくて、のんびりしてて、いい感じなのだ。

ちょっと、いい感じの男性が現れて、ライバル意識が働いてるときの女の子同士の空気とか、
でも結局、女同士で連携しちゃうとことか、わかる、わかるって思いながら見てました。

ヴァカンスには終わりがあって、倦怠感や疲労感が漂う頃には帰りたくなる。
この感覚を客席にも味合わせるための長い上映時間なのかも。

あと11カ月働いたらヴァカンス。日本にもヴァカンスがあったら、私も頑張るんだけどなぁ。
[PR]

by oko50525 | 2010-10-14 08:59 | おすすめ映画