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ホーリー・マウンテン

昨日の運動会で軽い筋肉痛になっております。
ちょっと腰が痛いくらいなんだけど、明日はもっと痛いのでしょうか・・・?
20代VS30代の勝負は、見事若者に敗れてしまいました。若さには・・・かなわない。。。

運動会については、また書くとして、映画熱がまたも高まっております!!
なにか映画みたいなーとネット検索していたら、
「エル・トポ」のホドロフスキー監督の「ホーリー・マウンテン」もデジタルリマスターで上映されてる!
ソッコーで見てきましたよー!!

アレハンドロ・ホドロフスキー監督
「ホーリー・マウンテン」(1973年、メキシコ=アメリカ)
@ヒューマントラストシネマ渋谷

★あらすじ★
不死の力を得るために、盗賊(ホラシオ・サリナス)を含む9人の男女が”聖なる山”の頂きを目指す。道中、彼らは厳しい試練を積んでいくのだが、それは欲望を捨て去り自我を解き放つ、過酷な精神修行だった。彼らはこの修行を乗り越え、ついに“聖なる山”に辿り着くのだが…。カルト・ムービーファンから圧倒的な支持を集める『エルトポ』のアレハンドロ・ホドロフスキー監督作。@cinemacafe.net
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話は9人の富豪(やってる仕事はしごく下品)が不老不死の力を求めて、
ホーリー・マウンテンの頂上を目指すんだけど、
最初ゴテゴテのお洋服(これがまたステキなの!)に身を包んでたのに、
だんだんおそろいの修行僧みたいなシンプルな服装になり、
下品さも身を潜めて自然のかたちになっていく。
オープニングから凝ったセットを見させられてるので、
後半の自然の中のシーンは違う映画になったかのよう。
そして衝撃のラスト!!

「エル・トポ」のときも思ったけど、自分が生まれる前に出来た映画とは思えない斬新さ!!
「エル・トポ」よりサイケでお下品で衝撃的!!
これ、ひとつのアートとしてみれる。画がいちいちすばらしい。カンペキ。
(ちょっとボカシが多いのが気になったけど・・・ボカシってなんか冷める)

ラストが凄いので、ネタバレは防ぐけど、このラストのために、監督自ら出演してたんだねー。
このラストをやっていいのは、世界観がちゃんと作れてる監督じゃないとダメ。
世界観の作れない監督がやったら「は?金返せ!」ってなりかねない。。。
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「エル・トポ」に比べて、笑えるシーンが多いかなぁ。
軍服を着させられたカエルとカメレオンなんて、目つきが軍人のソレに見えて笑っちゃったし(でも、最後彼らは爆破とともに木っ端微塵に・・・。可哀想に・・・)
ホーリー・マウンテンをめざす富豪たちのお下品な趣味とかもクスクスきたし。
(特にアノ芸術作品は笑う!最後、子どもまで出来ちゃうし!)

残酷なシーンも相変わらずあって。でもこちらもなんか美しい。
撃たれたあとの血の色が黄色や緑で鮮やか。
あと、この監督の趣味なのか内臓のかわりにイチゴや鳥が飛び出してくるのも好き。
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結局ね、現実の世界を見なさいよってことなのかな、と。
この映画の中でもメキシコ侵略とか偶像崇拝とか、
歴史、政治、宗教なんかを盛り込まれてはいるけど(たぶん)
ここは映画の世界で、あなたたち観客の住む世界ではないんだよ、と。
欲におぼれていないで、愛する人を見つけて、
人間的な生活を送るほうがすばらしいんじゃないの?
っていうメッセージみたいなものを私は感じたな。

「エル・トポ」を見たときも思ったど、この監督は金持ちが嫌いなのではなかろうか?
身なりを着飾った下品な人たちに対して、主人公はたいてい裸なのだもの。
役者は丸裸にされる覚悟が必要だね。
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by oko50525 | 2010-11-29 10:21 | おすすめ映画

瞳の奥の秘密

3本ほど観たい映画があったのですが、ハシゴするにも時間がビミョーだったので、
厳選の結果、アカデミー賞外国語映画賞受賞時から気になっていた「瞳の奥の秘密」を見てきました。

ファン・ホゼ・カンパネッラ監督「瞳の奥の秘密」(2009年スペイン=アルゼンチン)

ブエノスアイレスを震撼させた殺人事件から25年―
未解決の謎を小説にする男に、封印された愛がよみがえる。


★あらすじ★
09年度米アカデミー賞外国語映画賞を受賞したサスペンス・ドラマ。2000年のブエノスアイレス。刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、25年前に担当した未解決の殺人事件についての小説を書くことを決意する。事件当時の職場を訪れ、元上司の検事補イレーネと再会したベンハミンは、イレーネとともに当時の捜査を振り返りながら、殺人事件の裏側に潜む謎に迫っていく……。主人公ベンハミンににアルゼンチンの国民的俳優リカルド・ダリン。監督はファン・ホゼ・カンパネッラ。@映画.com
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話の舞台は1974年と2000年(現在)。
1974年は、アルゼンチンで世界初の女性大統領(恐怖政治を行った人)が登場した年。
映画のなかでは、拷問による自白や殺人犯の釈放など、
今となっては「そんなのアリ?!」ってことが起きるんだけど、
それもこの年の政情不安を表してるんでしょう(あからさまな差別もあるしね)

恐怖政治による腐敗した国家のせいで報われなかった残された遺族の想い・・・といった重たいテーマが潜んでたりするのだけど、ミステリーちっくだったり、主人公・ベンハミンのラブストーリーだったりもするので、エンタメ性もアリ。

アルゼンチンは死刑制度がないので、一番重い刑罰で終身刑。
(ちなみに死刑制度がある国は58カ国。意外と少ない?)
でもさ、殺人で愛する人を失った人は、終身刑になったようなものだよね・・・
犯人にも同じだけの苦しみを味合わせたいって思いは私もわかる(と思う)。
刑罰を与えるべき国も自分の味方にならないとなったら、どんなに辛いだろう?
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キャストさんが、みんな魅力的でステキだったなぁ。
主人公のベンハミンが、正義感あふれる男でかっこいい!
でも好きな人にはシャイって、どんだけ少年漫画?(少女マンガの男子は手が早いと私は思う)

主人公の思い人・上司のイレーネも聡明でカッコイイ美人!
ベンハミンより背が高い点も私的にグー。洋服の着こなしも素敵。

でも私の一押しは、のんだくれの相棒・パブロ!!
コミカルで愛すべき彼の決断(ベンハミンの想像ではあるけど)には涙。。。
かかってきた電話に対して、ウソの社名を言って切っちゃうワザは私も見習いたい。

2時間ちょっとの大作ですが、最後までグイグイ見れる映画でした。
この映画が公開されるってことは、いまのアルゼンチンは政情がよくなっているのかな?
日本の映画って、割と世界が狭い(自分+周りの人だけのコミュニティーの話が多い。だいたい歌の歌詞で、自分と自分の愛する人が幸せになればいいっていうのが多くない?あれ、どうなの?愛する人が幸せになるには、国や世界が幸せでないとダメじゃないか?)ので、本当に平和な国なんだなーと思うよ。
まぁ、政治は不安定な気もしますがね・・・
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by oko50525 | 2010-11-24 10:29 | おすすめ映画

KKPから巨大なるブッツバッハ村まで。

久々に先週から今週にかけて芝居を見ました~。
ネタバレありで、つらつら感想を。

KKP 「ロールシャッハ」@銀河劇場
乞局 「果実の門」@駒場アゴラ劇場
F/T 「巨大なるブッツバッハ村ーある永遠のコロニー」@東京都芸術劇場

KKPは、さすが小林賢太郎氏(母曰く「30歳若かったら結婚したかった」らしい)
トリックには中盤まで気づきませんでした(%マンのポーズと名前で分かった。。。)
非戦の訴えにも思える内容。
最初の雰囲気から、ちょっと怖かった。最後、救いがあったけど現実はどうだろうか。
「イクラがキャビアを目指すな!シャケになれ!」
「ボクは自分から何かを始めたことがあっただろうか」
「正義の反対は悪じゃない。もう一方の正義だ」
~心に残る名言がたくさんありましたよ。
ちなみに私は久ヶ沢さんが好きです。大好きです。ステキです。

乞局は、「あ~乞局だぁ」って感想w
高さのある舞台だったので、見上げることが多くて。
この芝居、シアタートラムでやったらいいんじゃないだろうか。
乞局の芝居は近くで見るより、俯瞰で見たほうが面白そうなのだもの。
狂っていく人と、もう狂ってしまった人だど、すでに狂っている人のほうが普通に見えるんだな。
終わってから、早い時間なのに、みかげ姫とお食事。
グルメな彼女についていけば間違いないです。今回も美味しいお店を教えてもらったよ。ありがとう!
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「巨大なるブッツバッハ村」(演出:クリストフ・マルターラー)はF/Tから追加席販売のお知らせがきて、
ちらとHP見たら、かなり面白そう!ってことで、あわててチケットを購入。
会場のロビーで、三人も知り合いに遭遇。。。
都内の劇場で知り合いに会わないということはないんだな。。。

私、予備知識ゼロだったのですけど、スイスの演出家だったのね。
セットがまずステキで、モダンな高層ビルの中のような感じ。
何を目的にしているか分からない椅子やベッドの点在する広い部屋(居間?)で
周りにはガレージが3つ・・・高層ビルの上の階っぽいのにガレージ?
(スイスの家って核シェルターがあるんですって!ガレージはソレとも似てる?)

意味の分からないセリフが続き、突如歌い出し、脈絡なく笑ったり、踊ったり。
ストーリーのようなものは提示されてないし、説明もないのに、なぜか笑えたり、切なくなったり。
世界の果てのような、どこにも行けない場所で、
どこに行く気もなく、ただ行き止まりにいる人たち。
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共産主義国が資本主義国にシフトしたものの、貧しくなっていく話?と思ったんだけど、
資本主義の崩壊、だったみたいね(共産主義は関係なかった・・・)。

なんか、とにかく、刺激的で。
芝居や現代美術に求めるものって「想像を裏切ってくれる」ことなんだけど、
この芝居はまさに「見たことのないもの」「裏切ってくれるもの」だったな。
突然、始まる歌もすばらしく美しいし、動きのファニーさや、
物悲しいのに、なんだか笑えるっていうユーモアセンスや、
押し付けがましさのない演技・演出がとっても好みでした。

ただ人に勧めるのに、ボキャブラリーが足りないので、
どういう話とは説明できないのが悔しいなぁ。

芸術って「体験する」ものだな、と認識した週末でした。
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by oko50525 | 2010-11-22 11:54 | 観劇したもの

わたわたしちょります。

ちょっとご無沙汰してます。

いつもと代わらぬ日常を送っているのですが、
まぁ、毎日いろいろなことがあるので、書くのが追いつかず、
「ま、別に書かなくてもいいやろ」という甘えでブログれてません。
別に元気がないとかじゃないっす。ていうか元気すぎ!

先日も某学祭ライブで、右腕に5カ所以上のアザを作ってきました。
ライブっていうより、異種格闘技戦?キャットファイト?状態デス。

気が付けば、ほぼ毎週、ライブに行っているような状況でして・・・
ぜんっぜん、芝居見てません!(爆)
どうしても見たいなーっていう芝居がF/Tトーキョーにありましたので、
それだけはチケット確保したのですが、
いかんせん、会社が田舎にあるゆえ、平日の観劇はムリ(仕事も忙しいし)
週末はライブやらなにやらで埋まっているので、なかなか芝居も・・・ね。
本当は美術館も行きたいのですが、行けたのは佐藤雅彦展と草間弥生のパーティーくらいですわ。

で、11月の参戦予定(覚書)
11/12 Jill-decoy association ワンマン @渋谷クワトロ
11/14 SOIL"PIMP"SESSIONS  @ラフォーレミュージアム六本木
11/16 THE BAWDIES(振り替え公演)@SHIBUYA-AX
11/18 KKP「ロールシャッハ」 @銀河劇場
11/21 F/Tトーキョー「巨大なるブッツバッハ村―ある永遠のコロニー」

PIZZA OF DEATHのイベントも行きたいんだけど微妙かなー?
この間に、広島は福山に出張が入ってるっていうね!!
どんだけやねん、自分。体が壊さないように頑張りますっ。

ちなみに12月はRiddim saunter、SPECIAL OTHERS、
THE50回転ズ×黒猫チェルシー、OKAMOTO'S、CDJ10/11参戦予定です。
アホーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

というわけで、フラフラ過ごしてますので、ご心配なさらぬよう。

YSIGのライブも行きたいんだよなー。
対バンがtoeってのが魅力的すぎる。。。

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by oko50525 | 2010-11-11 11:16 | 日常のこと