<   2010年 10月 ( 4 )   > この月の画像一覧

オルエットの方へ

見たい映画や芝居がたくさんあったのですが最終的にこれにしました!

ジャック・ロジエ監督「オルエットの方へ」(1969-1971年仏)@三軒茶屋中央劇場

★あらすじ★
9月初め、キャロリーヌとジョエルとカリーンは、海辺の別荘へ気ままなヴァカンスに出かける。女だけの生活を楽しむ3人は、ある日ジョエルの上司のジルベールと偶然港で出会う。以前から彼女に思いを寄せていた彼は、別荘の庭にテントを張らせてもらうが、彼女たちから粗末な扱いを受けることに。一方、海からの帰りに知り合ったパトリックと、一緒にヨットに乗ったり、乗馬をしたりするうちに5人の関係は変化して…。16㎜からブローアップされた、海とヴァカンスがいっぱいの長編第2作。@ユーロスペースHPより
b0044209_9121875.jpg


いやはや楽しい映画でした!
面白いとか凄いとかじゃなくて、ひたすら楽しい!

161分という長さなのに事件らしい事件もなく、
ヴァカンスを楽しむ3人の女の子がキャッキャしてるだけなのに何故か飽きない!
自分も彼女たちと遊んでるような楽しい気持ちになれるんです。
会話になんて意味ないしね!!何があっても一緒に居るだけで笑っちゃう、楽しいっていう空気感。

これ、たぶんカメラワークのせいもあって、乗り物に乗ってるときはカメラも揺れるし、
目線が彼女たちを見守る第三者的な感じなんです。
この目線がひたすら愛を感じるんですよね。ホームビデオみたいな愛する人達を映す目線なんです。

あと見所は彼女たちの健康的でしなやかな身体!
日本の若い女の子の棒みたいな足にくらべて、パンッと水を弾きそうな瑞々しい長い足は見てて気持ちいい!

一人の女の子を追いかけてきた冴えない上司をからかう女の子たちにはクスクス笑っちゃいました。目線でお互いに合図する女の子特有のテレパシー。身に覚えありまくり(笑)
b0044209_913625.jpg

洋服が私の好みで、とってもかわいかった!
私はカリーンの着こなしが好き。
赤いニットとブルーのスエードのパンツの組み合わせとか、
ブルーのビキニもかわいいし、頭にスカーフ巻いてみたりするのもステキ。
オリーブだったら、「ジャック・ロジエのヴァカンスファッション」とかって特集しちゃいそう。

ベッドでダラダラしたり、エクレアをむさぼり食べたり、ビーチでねっころがったり…いいなぁ。
ビーチがシーズンオフなのか(9月だしね)人がいなくて、のんびりしてて、いい感じなのだ。

ちょっと、いい感じの男性が現れて、ライバル意識が働いてるときの女の子同士の空気とか、
でも結局、女同士で連携しちゃうとことか、わかる、わかるって思いながら見てました。

ヴァカンスには終わりがあって、倦怠感や疲労感が漂う頃には帰りたくなる。
この感覚を客席にも味合わせるための長い上映時間なのかも。

あと11カ月働いたらヴァカンス。日本にもヴァカンスがあったら、私も頑張るんだけどなぁ。
[PR]

by oko50525 | 2010-10-14 08:59 | おすすめ映画

エル・トポ

皆様、三連休はいかがでしたか?
私は芝居見たり、髪の毛切ったり、敬老の日のお祝いでフォアグラと松茸を一気に食べたり、
代々木公園でピクニックしてステッカー目当てで買ったZoffのメガネをなくしたり、
THE BAWDIESライブで暴れ狂ったりしてました。日常ですね。

さて、金曜日はボゥちゃん復活ニュースを聞いて、ウカれ、映画を見に行ってきました。
いや、復活決まるまで、気持ちが落ち着かなくて、活動する気になれなかったのさ。

で、見た映画は
製作40周年デジタル・リマスター版「エル・トポ」(1969年米・メキシコ)@ヒューマントラストシネマ渋谷

すべての常識を超える、映画の神秘体験
b0044209_1035135.jpg

★あらすじ★
1986年の東京国際ファンタスティック映画祭で日本で初めて公開され、カルト・ムービーの原点として注目を集めた。1971年、ニューヨークのミッドナイトシアターで無告知で公開され、人づてで評判が高まり、ミック・ジャガーやアンディ・ウォーホルらも鑑賞したというエピソードも残っている。また、当時アバンギャルドに影響されていたジョン・レノンの指示により、マネージャーのA・クラインが独占配給権を獲得した。物語は前編と後編に分かれ、まず前編は、自分を神と信じる主人公エル・トポが、ある女にそそのかされ、東洋哲学者、自然主義者、砂漠の聖人などに決闘を挑み殺害し、あげくは自らも死を迎える。そして後編、僧侶の姿となって再生したエル・トポは、地底生活者を救うためトンネル掘りに余生を捧げる。ようやく解放された地底生活者だが……。“映画とは、詩であって欲しい”というホドロフスキーの姿勢が観る者に幻覚剤にも似た衝撃を与える作品。@映画.com

★感想(ネタバレあり)
結論・・・凄い良かったです!
途中2回ほどうるうるして最後は号泣(笑)

「グロい」とか「良くわからない」という評価もありますが、
素直に見てればグロくないし分かりやすいストーリーなのでご安心あれ。
全編通してマカロニウェスタンですが後半ガラリと雰囲気が変わります。

人間というものの素晴らしさと身勝手さを描いている作品です。

神様は人類愛を詠いますが、人間は愛する身近な人間だけしか愛せないし、
愛してくれる人しか受け入れられない。それが普通なんです。
でも愛する人を幸せにするには世界を愛していかなくては決して幸せにはできない。

残酷な虐殺シーンや拷問シーンもありますが、現実に起きていることと変わりません。
のっけから串刺しの子どもや内臓の飛び出た馬とか出てくるので、苦手な人は注意!

異物を排除することで安心を手に入れようとするのも人間らしさ。

後半フリークスたちが虐殺され、エル・トポはフリークスを虐殺した町の人々を皆殺しにします。
私はそれを快感に感じてしまいました。
でも冒頭の虐殺されつくした死体だらけの町を見たときは殺した人間を許せないと感じた。
結局、人間は自分の立場でしか正義を判断することができない。

エル・トポは最後は自殺します。
自分の無力さゆえかな、と私は思いました。

エル・トポは前半は痛みも知らず不死身だった。
でも愛する人と出会って守るものが出来て、痛みを知り、人になれた。

「カラマーゾフの兄弟」で聖人である司教の遺体から異臭がするシーンが好きで。
人間は生き物。死ぬし、死んだら腐って土に還る。
人間が神様になろうなんて驕りだし、絶対に無理なんです。

感想を読むと宗教的な意味合いが強いみたいですが、
私はキリスト教に明るくないので、分からず(東洋哲学説もあり)
確かにモジャロン毛でヒゲの人が手を広げてれば、キリストには見えますけども。。。

まぁ、とにかく泣き所が多い映画でした(私には)
カルトムービーっていいますけども、一部の熱狂的ファンがいるという意味のカルトなら納得だけど
話は破綻してないし、むしろ割りにベタなラブロマンスとしてみることも可能。

たぶん、ウサギの大量の死体がすべてホンモノっていうのがアレなんでしょうな・・・
(監督がすべて絞め殺したそう・・・今やったら大変なことだ!!)

また好きな映画ができました!(でも知り合ったばかりの男子とかには勧めにくいかなw)
[PR]

by oko50525 | 2010-10-12 09:51 | おすすめ映画

アガルねっ!

bawdiesのチケット先行に破れ、落ち込み気味の私です。
プレオーダーやってくれるよね?!e+様!ぴあ様!HOTSTUFF様!!

つーわけで、落ち込んだ私を癒してくれる素敵な映像を・・・
これ、演奏している彼らもステキなんですが、客席の空気感が最高!
最初に見たとき「なにこれ?天国?ウッドストック?」って思ったもん。
日本でこんなステキな世界があるなんて・・・はぅあ~!


スペアザのチケットも絶対取る!!
[PR]

by oko50525 | 2010-10-05 12:35 | 日常のこと

神社でクラシック!

b0044209_925854.jpg
幼馴染宅で飲んで暴れて朝からドラゴンボール見て、
まさに小学校時代に戻ったかのような一夜を過ごしてきました。ヨウです。
小学校のときから各自の役割が変わってないっていうのがね!あたしは騒がし担当継続中。

さて、昨日は「六所の森クラシックコンサート」に行って来ました。
赤堤(世田谷線松原駅)にある六所神社で毎年10月に開催されているそう。
たまたま町の掲示板で見つけた(税務署前の掲示板は欠かさずチェック)ので、
無料だし、演目見たらオペラのアリアを歌うみたいだし、ってことで参加!

私たちが着いたのは、ちょうど休憩タイムだったらしく、境内から太鼓の音が!
つくと、鳥居の両側にかがり火が~!わー!!キレイ!
神社の中は老若男女(老率高し)でいっぱい!!
ステージになっている神楽殿の前の椅子席は満席!

ワインも振舞われていたのだけど、私たちの前で終了してました・・・チーン

まずはコンサートを楽しもうと、前方で立ち見。
すると椅子席の間からテノール歌手が登場!
手にはワイングラスなんだけど、中にはキャンドルが入っていてキレイ。。。
ほかにもキャンドル入りワイングラスを持っている方がチラホラ。
「乾杯の歌」を歌いながらワイングラスを振る。ロマンチック~
ワイングラスのない方もある振りをして「かんぱーい!」なんだこれ、楽しいぞ!

オペラ歌手の方々によるアリアの後はショパンのピアノ曲に、
チェロとヴァイオリン、ピアノのカルテットに・・・盛りだくさん!
(間に合わなかった一部はブラジル音楽だったらしく、最後はみんなで大演奏・大合唱)
夜風や緑のなかの空気が気持ちよくて、ゆらゆら揺れながら楽しみました~。

いやー、贅沢な時間だった。
体中の空気が入れ替わったというか、デトックスされたというか。スッキリ!
来年も絶対行こう!

終わってからは世田谷線沿線をのんびりお散歩して、わが町でディナー。
夜のお散歩、気持ちいいな。これから恒例にしたい感じです。
[PR]

by oko50525 | 2010-10-04 09:33 | クラシックコンサート