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身毒丸 復活

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さいたま芸術劇場で蜷川幸雄演出「身毒丸 復活」を見てきました。
ファイナルのあとに、復活をやるなんてねー。
この分だと、花より男子もファイナル後の復活が・・・あるか?!(ないない)
といっても「身毒丸」を見るのは初めて。復活、ありがとう。

さい芸会員のTのおかげで、前のほうのいい席で見れました。

オープニング、よかったー。カッコよかったー。
異形の者たちが徐々に迫り来る迫力!一気に怪しい世界に引きずり込まれましたよ。
昭和のアングラ芝居って、あんな感じだったのかなー?
あの世界観、いいなぁ。江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを思い出したよー(表紙の絵が怖いの)
できれば、花園神社外のテントとか、汚い小劇場で見たかった・・・
終わったあと、何もない与野本町の町並みだとちょっと残念。浸れなくてね。

セットの転換もビシビシかっこよかったー。
1時間半の短い芝居だから、何もかもがグッと凝縮している感じ。
今まで見た蜷川さんの演出で一番好きかも!(今まで翻訳モノしかみてないや、そういえば)

白石加代子さまは素晴らしかったデス。
あんなにコワーイのに、どこかユーモラスで笑いがとれるって、ステキ★
あれだけ暴れまわっているのに、カテコでは超キュートだし!!
声もね~、他の役者が張っているなか、張らずにシッカリ届く声で、うっとり。
声の幅あるのよね。堪能しました。

藤原竜也くんは、15歳で身毒丸でデビューしているんだよね?!すごいよっ。
今まで蜷川さんのロミジュリや、野田さんのロープ、オイルで見ているのだけど、
あまり好きな演技ではなかったの。
でもコレを見て「うわー、いいなぁ。かわいいし、セクシー!」と思いましたよ!
おぼこい感じがね、出てたねー、25歳なのに、少年の危うい色気がむんむんでしたよ。
狂ってしまって、卒塔婆の横で家族合わせの札を並べるところ。動きも目(盲目)もステキだったぁ。
S子としては、撫子の呪いでのたうち回るシーンも好き(笑)
あと、彼は歯を矯正しなくてよかったね。八重歯がお子ちゃまっぽくみえて、身毒丸にはグーよ。

全体的な世界観がすきだったなー。
秩父夜祭的な。(大学生の頃行ったけど、まだキャパ狭くて受け入れられなかった)
マネしている若手劇団は数あれど、ここまでの迫力ができるは、あの時代を生きていたからではないかと。
昭和のかをりプンプンでした。日本にまだ闇のあった時代の匂い。

まだまだ知らない世界がたくさんあるなー。どんどん広げていかなきゃなっ!
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by oko50525 | 2008-03-31 09:57 | 観劇したもの

抱き締めて、そしてキスをして

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あさこと3月生まれな方々のバースディパーティに参加してきました!
たくさんの人が同じ場所に集まり、笑っているって、なんて幸せなことでしょう!!
私は確実に歳をとるごとに幸せになっています。
あの頃は良かったと思い返すことはない。
出会いは増え、好きな人や尊敬出来る人に会い、夢見ていた未来になっている。
歳をとることは可能性が広がること。
夢に近付くこと。

みんな、おめでとう!幸せな一年を!!
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by oko50525 | 2008-03-30 00:27 | 日常のこと

フルムーン

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ピナ・バウシュの新作「フルムーン」を見てきました。

まだ脳みそがシビレてます…何度も鳥肌がたった。
意識が吸い込まれて、まばたきすらしてたか怪しい。
心が震えるって、こういうことか~って。

水しぶき、雨、雷、波。
たくさんの水、水、水。
たくさんのキス、キス、キス。

なんだか分からないけど涙が出た。

溢れ出る強い強い生命力。
生きるって、こういうことなんだ、きっと。

ダンサーは自分の意思とは違う何か(例えば月の引力)によって動かされているよう。

だけど自由。羨ましいほど自由だった。
もしかしたら、つき動かしている「何か」は、その人自身の生命力なのかも。

自分が小さくて情けないものに思えると同時に、私のなかの生命力も起き上がった気がする。

素晴らしい舞台でした。

まだ席は空いてたし、当日券も出てます。
一番安い7000円の席でも良く見えます。
ぜひぜひたくさんの人に見て欲しい!

今日のステージは私の宝物として、大事に、大事にしていこう。
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by oko50525 | 2008-03-29 00:06 | ダンスのこと

女子力向上プロジェクト【その1】

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《かわいいモノを愛でる》
というわけで、お誕生日にまいちゃんからもらったカエルさん。
後ろにいるのはノグちゃんにもらったバズ・ライトイヤー(だよね?トイストーリー見たことないの)
カエル大好き。そして緑色大好き。

昨日は女子力向上のために、爪を磨いでみました。
ちょっとの期間だけど、ネイルのモデルをやっていたので、
そのとき、やってくれてたみずほちゃんの手先を見て、やり方を覚えましてん。
これだけでも、ちょっと上がるね、女子力!

今夜はマニキュアを塗りたいと思います。
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by oko50525 | 2008-03-27 09:50 | 日常のこと

女子力向上法求む!!

じゃじゃーん!
先日、きいろにプレゼントしてもらったネイルだす!!ありがとう!!
まずは、浴衣やら着物やらにピッタリな和風ネイル♪蝶がカワイイ~!
※写真、もらってきちゃった。→きいろ
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そんでもって、コチラはなにやらショートケーキのごとく、ラブリーなネイル♪
おいしそうなんですけど?生クリームのフォルムとか最高!
もったいないので、こちらは、しばらく額に入れて飾らせていただきます。
使う時は、、、やはり挙式だな!→だから誰のだよ。そしてイツだよ。
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いやいや、めっきりネガティバーな記事を書いてましたが、
別にぜんぜんネガティバーじゃなくて、ただひたすら、やる気に欠けているだけなのですよ。
それもこれも、「太ったから」!これに尽きる。
太ると服が入らない→オシャレする気が奪われる→外に出るのもイヤになる→干物
こうなってしまうわけですね。
やっぱり「自分かわいい」「自分きれい」っていう自意識が女子の原動力なのですよ!
それがなくなると、もうダメね。堕落するね。

な、の、で。あたくしも女子力もしくは乙女力を回復したいと思っておりますの!!
この間からやたら洋服に執着しているのだけど、太ったせいで、カッコ良く着こなせない。
もしくは、入らない・・・という悪夢が現実となっているので、この状態を脱却する!
そして、このキャワイイネイルをして街を闊歩するのですよ。

女子力回復方法をご存知の方はぜひ一報下さい。
藁にもすがる思いで実践します。

○最近読んだ本
歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」 最後のほうの主人公のセリフに励まされた。
宮部みゆき「火車」 借金怖い。そういや、上記の本も借金が絡んでる。何フラグ?
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by oko50525 | 2008-03-26 11:49 | 日常のこと

私の中の壊れていない部分

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タイトルは某小説のパクリ。
本日はサダコちゃんがやってる新宿ゴールデン街のバーへ。
ゴールデン街って未知の世界。胸がフワフワした。
映画談義に恋愛談義に花咲かせまくり(笑)
なおちゃんのバースデーと一緒に先月終わった私のバースデーまで祝ってもらいました!
きいろにもらったネイルチップはメチャメチャ可愛くて…挙式で使いたいと思います←いつだよ
このところ未来が怖くて、でも何をどうしていいか分からなくて迷ってる。
深い深い井戸の底から光を眺めて、その光に憧れながらも手に掴むすべがみつからず、ただ眺めているだけの状態。

怖い、怖い、助けて欲しい。
でも助けられるのは自分だけ。
手を伸ばさなくては。
痛くても辛くても掴まなくては。抜け出せない。
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by oko50525 | 2008-03-24 23:27 | 日常のこと

パレルモ、パレルモ

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テアトロジーリオショウワでピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団「パレルモ、パレルモ」を見て来ました。念願のピナ・バウシュ。「カフェ・ミュラー」しか見ていなかった私(しかもTVで)。いい意味で裏切られました!!

パレルモというのは、シチリアの古都。(ヴッパタールはドイツ)
暑くて乾燥した土地だそうです。
そういう事前情報を何も準備せず見にいったのだけど、OKでしたよ。

以下、ネタバレ含む感想。

舞台技術上、限られた劇場でしかできないということでしたが、納得。
10トンにもなる5メートル以上に積み上げられたレンガ(?)の壁がオープニングで倒れます。
ベルリンの壁のよう。濛々と煙が。圧巻!

シュールなコントにも思える寸劇的なシーンが断片的に続きます。
バリー・ユアグローの「一人の男が飛行機から飛び降りる」を彷彿とさせる内容。
意味の分からない面白さは、まさに夢ならでは。
存在しない夢の中の街で起こる出来事のように感じました。
村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の高い壁に囲まれた「世界の終わり」の町や、カフカの「城」に出てきた霧深い町。
どちらも行ったことはないけれど、夢の中で見たことがあるような町。
そのなかに生きる不可思議な人々の話。混沌。
舞台には砂も雨も現れ、どんどん汚され、スラムのようになっていく。

イロイロな人種の人々が、向かい合って踊る1部終わりのダンスが素晴らしかった。
(マイケル・ジャクソンの「BLACK OR WHITE」のPVを思い出しちゃったけど)
異なる人種が同じ場所で、それぞれの価値観を持って生きるということ。
それぞれのステップで、相手と向き合うということ。

ダンサーはその場にあるものすべてに反応しているように見えた。
あるものをないとしない、ないものをあるとしない。
独特な世界のなかに立ち、すべてを受け入れて反応していく。
素直な身体ができあがっているんだろうな。

3時間の大作(途中休憩含む)ですが、アッという間です。
意外と笑える!というのが一番驚いたところ。結構笑ってたなーあたし。

ダンサーの身体が美しかったー。
力を入れているように見えない。空気に流されるような動き。
脱力と緊張の美しいバランス。簡単そうにソレをできるところがプロなのだなーと。

終わってからはズーズーしく、出演されていたジャン・サスポータスさんに会いに楽屋へ。
劇団四季に入団されたYさんがいてくれたおかげで、ジャンさんにも挨拶ができました。
ジャンさん、私のこと覚えてくれてるのか怪しいもんなー。

そのほかにもダンサーさんを駅とカフェで見かけましたが、みんな背筋がピンとしててきれい。
力を入れずにまっすぐ立てる。超理想的。
私も背筋を伸ばしてシャンと歩こう。

ピナも見れたことだし、あとはラララ・ヒューマンステップス(TVでは見た)
ネザーランド・ダンス・シアター(TVで大昔に「輝夜姫」を見た時はワケが分からず寝たのでリベンジ。キリアンのローザンヌ国際バレエコンクールでの振り付けは最高だった)を生で見たい!!

そういえば、女優のS.Mさんが見に来ていたみたい。
以前も某劇団の芝居のあと、楽屋で見かけたことがあったんだよなー。
前回の彼女の舞台での演技がステキだったから、ぜひ、また生で会ってみたかった・・・

今週はもう一つの演目「フルムーン」を見てきます。
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by oko50525 | 2008-03-24 12:38 | ダンスのこと

開け放つ窓

丸ノ内線の楽しみは四ッ谷の駅。
地下から地上に出る一瞬の眩しい時間。
春は窓の外に桜のピンクが広がって幸せ。

私の悩みはすぐに消える。
待てば幸せな便りが届いて不安がすべて消える。
こんなに簡単に幸せをくれるなんて、神様というものがいるなら私を甘やかせすぎ。
私が甘ったれなことも許して欲しい。
甘やかされてるんだから仕方ないでしょう。

さて本日はヒンドゥー五千回「誘惑する爪痕」の「建築家の腹」バージョンを見てきました。
前々回の「うたかたの日々」がツボだったので今回もツボでした。
役者さんは全員男性なんだけど、みんな素敵だった。

また打ち上げにお邪魔して長居しちゃいました。

芝居したいなぁ。
甘えてる自分を少し追い詰めたい。
少しでいいんだけど。弱いから(笑)
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by oko50525 | 2008-03-23 00:09 | 観劇したもの

恋に似たもの。

どうして「潜水服は蝶の夢を見る」を、こんなに良かったと感じるのかしら?と考えた結果、
「私は主人公に恋していたんだわー」という結果に至りました。
だから主人公のモデルとなった人が亡くなってると知ってショックだったわけだ。
感動でもない、泣いたわけでもない、ましてや共感できることなんて少ない映画で、
ここまでのめりこんだのは、ひとえに、主人公に恋していたからだな、と。
映像の撮り方がうまかったこともあって、ドキュメンタリーとしてみれたから、
つい主人公に恋してしまったのかも??
(そういや「カイロの紫のバラ」って映画がありましたねー。映画の主人公がスクリーンから出てくるラブストーリー。好きだったなぁ。ウッディ・アレンの作品でもアレは好き)

とまぁ、ちょっと痛いこといっちゃってますが。
こういう感じで映画の登場人物に恋しちゃったことってあったかしら?と思い返してみると
ありましたわよ、ありましたの、大好きな映画が!!
アラビアのロレンス」でございます。ふるー。でも名作!!
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第一次世界大戦でのサー・ロレンスの活躍を描いた200分以上に及ぶ大作。
砂漠フェチの私にはたまらない、砂漠ロケ。
見終わった後はしばらく私の頭の中も砂漠化・・・ではなく、アラビア一色でした。

このロレンスにはメロメロになりました、私。

戦争映画ですけど、ロレンスの葛藤、アラブ人との友情と裏切り、戦争の無意味さ、過酷さ、
そして何よりロレンスの孤独が描かれた、素晴らしい人間ドラマです。
美しく感動的な名シーンがいくつもありますよ。

私の男性の好みとして一貫してあるのは、孤独な人が好きってこと。
孤独な瞬間が垣間見えるとズキューンなのです。母性本能くすぐられまくり。
孤独は孤高にもつながると思っていて。孤独を愛し、受け入れ、孤高を手に入れると。

昨日、BSで「グローリー」(こちらは南北戦争が舞台。デンゼル・ワシントンLOVE)を見て、
戦争映画のことを考えていたこともあって、久しぶりに愛するロレンスに会いたくなりました。

ちなみにオススメの戦争映画は
ボスニア紛争が舞台の「ノー・マンズ・ランド
戦火の中でも誇りを失わないマダムたちの活躍を描いた「ムッソリーニとお茶を
人種を超えた友情を描いた「コーカサスの虜」「鬼が来た!」
ベルリンの壁の下にトンネルを掘って29人を逃がした実話「トンネル
ユダヤ人虐殺を逃れてアフリカに逃げてきた家族の物語「名もなきアフリカの地で
~です。
戦争って無意味だなーってよくわかる。
大義名分を振りかざしてたって、やってることは人殺しだからね。
戦争を体験したうちの祖父も92歳。どんどん本当の戦争を知っている人はいなくなる。
同じ過ちは絶対に犯してはいけない。どんな環境でも、それだけは自分の意思として持っていたいです。
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by oko50525 | 2008-03-22 14:19 | おすすめ映画

潜水服は蝶の夢を見る

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シネマライズで映画「潜水服は蝶の夢を見る」を見てきました。
去年「迷子の警察音楽隊」を見た時に予告を見て気になっていた作品。
脳梗塞で身体の自由を失った元ELLE誌編集長(チョイ悪オヤジ)が、
唯一動く左目の20万回以上の瞬きで書いた自伝をもとにした作品です。

もうね、久しぶりに、終わってから動けなかった。
感動とは違うんだよね…たまらない気持ち。
登場人物すべてが愛しかったし、映像が素晴らしかったし、
なにより、心から、この映画が好きだって強く思いました。

最近、自分がいつトラブルや死に巻き込まれるか分からないって考えていて。
事故や病気って逃れようがない。
それを受け入れるって本当に大変なことだし、最後まで受け入れられないことだってあると思う。
でも主人公は「自分を憐れむはやめた」と、潔く生きることを決める。
といっても、身体は動かないし、食事をすることも、声を出すこともできない。
逆に言えば自殺もできない。もう生きるしかないんだよね。

まったく動けないのに思考だけはあるって、どんなに辛いことだろうって想像するだけで怖い。
きっと主人公はもっともっと不安だっただろうし、恐怖もあっただろうし、葛藤もあったと思う。
だって夜中に具合が悪くなっても、誰かを呼び出すこともできないんだもん。
でも、この映画でいいたいのは、そこじゃないんだなって。
どんな状況になっても自分としての生きがいを見つけて、生を全うすること。
悲観的にならずに、状況を受け入れて、そのなかで楽しみを見つけること。
主人公は、そういう生き方を見せてくれたように感じます。
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映画の映像や音楽が素晴らしかったなー。
映像は主人公の唯一動く左目から見えている世界から、徐々に彼の記憶や想像の世界が広がっていきます。
「記憶と想像力があれば、自由になれる」ってまさにその通りだなぁと。
思考や精神までは、身体から閉じ込めることはできない。自分で解放していくものなんだわ。

最近フランス映画がピッタリくるなぁ。
・・・と思っていたら、スタッフはオール、アメリカ人だった・・・ウカツ。

★昼間は青山円形劇場で黒色綺譚カナリア派「葦ノ籠」を見ました。円形の舞台は楽しそう。いいなぁ。
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by oko50525 | 2008-03-21 09:13 | おすすめ映画