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ク・ナウカ「トリスタンとイゾルデ」

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若冲展を見た後は、同じく国立博物館でク・ナウカ「トリスタンとイゾルデ」を観劇。

国立博物館の裏にある庭園での公演。
雨も降らないし、風も涼しいので(ちょっと寒かった)
開演まで外のベンチでボヤーっと過ごす。ちゃんとベープ持参ヨ。

開場時間になると、順番に裏の庭園に案内されます。
この道が暗くて、小学校の時の公園でやってたオバケ大会を思い出して、またワクワクした。

そして庭園!
蓮の咲く池を背景に、能の舞台のような木の舞台が立てられてます。
花道は木なんだけど舞台はアクリル板で下からライトで照らすの。
幻想的でこれだけでウットリ。木のサワサワ揺れる音とか風情が・・・

「トリスタンとイゾルデ」はワーグナーの楽劇。悲劇です。

ク・ナウカは動きをやるムーバーと、ムーバーのセリフをしゃべるスピーカーに分かれます。
人間版人形劇みたいな感じ?(ムーバーが人形) それがまた能っぽくて舞台にあってて素敵。

お話はアイルランドの王女イゾルデと、コーンウォールのマルケ王の甥であるトリスタンとの恋愛悲劇。
イゾルデは婚約者をトリスタンに殺され、マルケ王の妻としてコーンウォールに連れてこられるんだけど、なぜかトリスタンに惚れてしまうの。
イゾルデはそれでも敵としてトリスタンを毒殺しようとするんだけど侍女が毒の変わりに媚薬を飲ませてしまい(イゾルデとトリスタンの二人が飲む)二人は恋に落ちてしまう。
そして、その密会がマルケ王にバレて悲劇が・・・というストーリー。

アイルランドとイギリスってことなんだけど、衣装はアイルランドが琉球の服で、
イギリスは明治日本の軍服(最初普通にイギリスかと思ってたらサラシとふんどしだったのでビビッた)、トリスタンの故郷はアイヌ。

でもさ、琉球を日本が侵略したなんて歴史あったっけ?? >沖縄県誕生?
そして、なぜアイヌ?いや、分かりやすいんだけど・・・
ちょっと衣装に関しては意図が良く分からなかったな。
史実としてやるなら、ほかに色々ある気がするんだけど・・・
あえて日本での侵略みたいな話にしたのはなんでなんだろ?

それはともかく、作品はすばらしかったです!!
まず女優の美加里様!!美しい!人間とは思えない美しさ!
本当に人形なんじゃないかと思った。はっきり言って怖い美しさです。。。
横町姫と美加里様の共演、激しく希望!!!

とにかく出演者の集中力の高さがすごい。
二人で一役を演じるわけだから、二人のコネクト(ここで使えるわ)がしっかり出来てるの。
気を抜くヒマなんて、どこにもないんだよね。

トリスタンとイゾルデが媚薬を飲むシーンで突如雨が!!
しかも媚薬を飲んだらやんだのー!!ミラクル?
後ろの席の子が休憩時間に「アレって演出?」とか言ってた。笑
いやいや、そこまで出来ないから!

とにかく完成度の高い舞台で、最後まで息を飲んで見てしまいました。
客席にまで集中力を与えることができる舞台はすばらしいと思う。
どこにも手を抜いてないもん。 これで6000円は安い。それだけすごい体験が出来ますヨ。
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by oko50525 | 2006-07-31 00:02 | 観劇したもの

ブライスコレクション~若冲と江戸絵画展

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東京国立博物館で「ブライスコレクション~若冲と江戸絵画展」を見てきました。
閉館まで1時間ってことで、駆け足で見ることに。

普段、現代美術専門で見ているので、江戸絵画なんて初(多分)
以前、森美術館の「ハピネス展」のポスターで若冲の「鳥獣花木図屏風」を見て、
そのPOPさにグッときてたんだけど、ずっとアフリカかインドの作家だと思ってたの。まさか日本人の作品とは!

ブライスコレクションということで、若冲以外の作家の作品も沢山。 どれも、すっごい面白い!!!
トラの毛の描き方も作家によってぜんぜん、違うし、
大胆な一筆描きみたいなものもあれば、細かい絵もあり。

風俗画なんて、本当に笑えるのよー。
8枚の屏風に描かれてるんだけど、飲み会の様子が現代と同じ!
踊ってるグループがいれば、隣では碁や百人一首で盛り上がる団体、そして奥の部屋にはしっぽり逢引中のカップル。 今も昔も飲んだら同じなのねーなんて。

達磨と遊女が服を交換してるユーモラスな作品も好きだったなー。

どの作品も見てると色々なストーリーが頭に浮かんでくるの。
そして、見ててワクワクしてくる。見ながらニヤニヤしてしまったよ・・・

ただ日曜日で大混雑。ちゃんと全景を見るのは厳しかったワ。
でも老若男女(カップル多し)がこうやって日本画を見に来るっていうのがなんとなく嬉しかった。
日本を見直すいい機会になりますよ。27日までなので、ぜひ!
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by oko50525 | 2006-07-30 23:59 | おすすめアート

トヨタコレオグラフィーアワード2006

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「moire」の後にトヨタコレオグラフィーアワードに行ってきました。
「次代を担う振付家の発掘」ということで、最終審査に残ったダンサーのステージが見れます。
2日間掛けて行われるのですが、私は1日目だけ参加。4組が登場します。
オーディエンス賞の投票もあるので、審査員気分。身が引き締まるわ!

○白井剛
質量をテーマにしたダンス。
重さの順にキューピー人形、はかり、ボーリングの玉、木を並べてみたり、絡んでみたり。
やっぱり肉体の鍛え方がすごい。重さを感じない動き。
ただインに入ったダンスなのでお客さんは突き放されてる感じはするかも?

○きたまり
女子4人で女の性を描いたダンス。分かる、分かる、の連続。
病院の待合室みたいなシーンからSEXの描写など。
ガーリーな衣装で、SEXの動きはなんともかんとも。
ちょっといかにもな動きで残念。もっと色気が欲しい・・・
うっぷんを「アー!!」って叫ぶとこなんかは共感。 他の女子を一人が蹴っ飛ばすシーンは好きだった。
これ、男子は見てどう思うんだろ?


○小浜正寛(ボクデス)
「親指商事・営業課」ってタイトルから一番期待してたのに・・・ガッカリ・・・
オープニングのゆるーい一人コントは笑えたんだけど・・・踊ってませんよね?!
コンドルズみたいにコントは緩いけど、ダンスはシッカリタイプかと思ったのに、どっちも中途半端。というより踊ってない・・・
ダンスの定義って良く分からないけど、コレはちょっと・・・ねぇ?

○康本雅子
最初、一人で着物で踊りだした時は「おっ?」っと思ったんだけど、
その後、洋服、未来的衣装になったのに、ダンスとしての変化がない・・・
普通に踊ってて、見てて面白くないんだよねー。
なんか、どっかで観たような振り付け。身体も動きもキレイなのだけど。
ソロで出るより、他の集団でダンサーとしてやっていったほうがいいのでは?

ってな感じで、審査員らしく、辛口チェックしてみましたー(おすぎ?ピーコ?)
でも2000円で(3階席だったので)これだけのダンスを見られるのはお得。
この中で未来のスターが生まれるかもしれないしね?!

ちなみに私は白井さんに一票。
だってさ、もう差が歴然としてるもん。
ただ振付家っていう趣旨とは違うかなーとは思うのだけどね。
あれは白井さんがやるからキレイなのであって、他の人がやって面白いかは疑問。
白井さんくらい鍛えてないと出来ない動きっていうのもあるし。

このところダンスを見てるけど、ダンスと芝居の境目ってナンなんだろうなーと。
同じもののような気がする今日この頃なのです。
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by oko50525 | 2006-07-30 23:37 | ダンスのこと

安藤洋子プロデュース「moire」

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安藤洋子プロデュース公演「moire」を観にスパイラルホールへ。

フラットな舞台にアマンシオさん登場。
席についてない女の子に「早く座って!」なんて指示。
皆川明の衣装は普通にシャツとパンツ。色使いがキレイ~。

続いてアンドレさん登場。バレエのステップを延々。
途中から声に出してアン・ドゥ・トロワ的に奇声。笑

安藤さんは普通に歩いて登場。部屋を区切る動作。
相手の振り付けを、遅れてやってみたり、絡んでみたり・・・

だったんだけど、ゴメンなさい・・・途中の記憶がない・・・
めったに舞台で寝ないんだけど、寝てたっぽい・・・汗
ライティングがキレイで海の中みたいだったり、
オラファー・エリアソンの黄色い部屋みたいだったりしたんだけど、
肝心のダンスの内容が・・・あれれ??

最後の暗転明けでアマンシオさんが「あれ?」だって。笑

途中の記憶がないせいかもしれないけど何が言いたかったのかサッパリ・・・
ショウケースのほうが面白かったなぁ。 高いチケットだっただけに残念。。。
つーか、寝るな、自分・・・はぁ。
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by oko50525 | 2006-07-30 20:34 | ダンスのこと

Feel&Connect~安藤洋子ワークショップ

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先週は火曜から土曜までスパイラルホールで安藤洋子さんが主宰するワークショップ「Feel&Connect」を受けてきました。
安藤さんはフォーサイスカンパニーのダンサーさん。日本人では一人かな?
野田秀樹さんの舞台やオペラにも出てる方デス。

ワークショップは安藤さんプロデュースですが講師は武道家・日野晃先生
「身体感覚を目覚めさせる武道のメソッド」と出したパフォーマーのためのワークショップ。。
海外のカンパニーに所属するダンサーさんが、いっぱい。受講生は1クラスに100人。すごっ。

相手を感じて、受け入れる・・・ 自分を相手に感じてもらう・・・というレクチャー。
5日間毎日のレッスンで、大変ではあったのだけど、自分のダメさを知るいい機会になりました。

とにかく、相手とコネクトするということに時間を費やしたワークショップでした。
相手を知ることで、自分のことを知るっていう日野先生の最初の言葉が、全日程を通してよく分かりました。

ちゃんと、その場に存在すること。相手の存在を感じること。
普段、意識していないことを改めて意識して、今までの私は、果たして人とコミュニケーションが取れていたんだろうか?と何度も考えました。

自分が情けないくて、ふがいなくて、イライラすることも何度もありましたが、
今の段階で自分のダメなところが分かって良かったと思います。
このまま突っ走るより、ここで知ったほうが明らかに後でラクだと思うしね。

最終日はオーディションがあって、受かった方々によるショウケースも行われました。
私は残念ながらオーディションには落ちてしまったのだけど
ゲストに八嶋智人さんやデザイナーの皆川明さんもいらして、アットホームで楽しいショウでしたよー。

人間の集中力が生み出すステージは見てる人まで吸い込まれました。
このイベントは定期的に開催されているそう。またチャレンジしようっと!!
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by oko50525 | 2006-07-25 23:22 | ワークショップ参加記録

夢 Le Songe~真夏の夜の夢をモチーフにして

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Bunkamuraオーチャードホールでモナコ公国モンテカルロ・バレエ団
「夢 Le Songe~真夏の夜の夢をモチーフにして」を見てきました。

名前が似てるけどトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団じゃないよ(笑)

バレエは近くで見たいので、また奮発してS席!
前から10列目のセンター。最近、チケット運がいいわ。ムフ。

シェークスピアの「真夏の夜の夢」を題材にしたバレエ。
以前、「情熱大陸」で団員の小池ミモザさんを取り上げてて、
マイヨーの振付と衣装が好みだったので、行くことにしました♪

真夏の夜の夢」は映画で見ただけなので、内容がうろ覚え。
予習しないで行ったので、最初は一瞬あせったんだけど、
見ていくうちに、引き込まれて、お話も分かるようになりました。

お話は劇中劇を担当する職人たちの劇の練習風景から始まります。
突然、バレエなのに声を発したので、ビックリ。
バレエってしゃべったらダメのイメージだったけど、いいのね?
といっても、イタリア語なのか何語なのか分からなくて、奇声にしか聞こえなかったんだけど・・・

人間の男女の恋愛と、妖精の女王×王子の恋愛が絡む話。
人間サイドは、2組のカップルが出てきます。
そのひとつが、ヘレナとディミートリアス。
ただ最初はヘレナの一方的な片思いで、ディミトーリアスはヘレナの友人ハーミアに夢中。
ゆえにこの二人のダンスの振り付けが悲惨・・・(うまいヘタじゃなくてね!)。
ベタベタしてくるヘレナをディミートリアスが「ついてくんな!」って感じに突き飛ばしたりする振り付けなのよ~。 かわいそう、かわいそうすぎるよ・・・
ヘレナをまいて、ハーミアを追いかけていったり・・・
ヘレナ・・・こんな暴力男のドコが好きなんだ?!(普通に疑問)

一方ハーミアはライサンダーとラブラブ(だからディミトーリアスも邪魔なんだけど)
この二組のカップルが同じ振付けで踊るシーンがあるんだけど、
片方はムッツリした顔で、最後投げ飛ばし、
片方は終始ニコニコで最後までラブラブしてるという。。。
その対比が見ていて面白かった。しかしディミートリアス、乱暴すぎ!

途中から妖精の世界のシーンが登場。
音楽が電子音なんだけど、コポコポいう音がして海の中のよう。衣装も若干、海の生き物的?

妖精の女王タイターニアの衣装がセクシーだったー。ほぼ裸!
いや、もちろん、全身タイツなんだけど、肌色だし、アバラがたまに透けて見えてエロティック・・・たまらんっ。

タイターニアが引き連れてる妖精たちがまた圧巻。
リーダーは小池ミモザさん(顔が明らかに日本人なのですぐ分かる)
10人近い背の高い妖精集団が、さらにトウシューズで歩きながらパックや王を威圧。キリンの集団みたいだった。
女性だけで群れを成して生活する動物みたい。ちょっと怖い・・・

原作では男の子の小姓は女の子。
本当に子供なんじゃないかってくらい小さくて、細くてカワイイ♪
背の高い妖精集団の中にいると、将来の女王って感じで(でも本当は小姓・・・)

とにかくタイターニアのダンスはエロかった~!
パックのいたずらで、職人ボトム(ロバに姿を変えられてしまう)と恋に落ちるパ・ド・ドゥでは、
ロバの尻尾をイメージしたヒモで、ボトムがタイターニアの身体を執拗にコチョコチョするのぉ!!!!子供に見せていいの?

その後のタイターニアと王様のダンスもエロエロー。(画像3)
王様の指をくわえて、もちあげたり、動物みたい。
グニャグニャ動くタイターニアの身体がエロいのよー。
柔軟な身体はいやらしいということが良く分かったわ・・・
結構、モロな表現が多かったデス(照)

でも全体的にキレイな夢の世界だし、セットもキレイで(上からつってある大きなモビールみたいのがステキ。動いて形を変えていくの)見ごたえありました♪
振り付けも面白いのがたくさんあったし。
マシュー・ボーンほどの感動はなかったけど、すばらしかった☆
同時にやってた「シンデレラ」も見ておけば良かったなー。
ダンサーさんもイケメン&美女そろいだったしねー。

私もグニャグニャした身体を手に入れたいっす!ウッス!
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by oko50525 | 2006-07-17 23:49 | ダンスのこと

神奈川フィルハーモニー管弦楽団☆定期演奏会

みなとみらいホールの神奈川フィル定期演奏会に行ってきました。
yurikamomeさんが一押しのオケでエルガーの「エニグマ」!指揮は広上淳一さんで期待大!

奮発してS席にしたら、センターの前から5列目。ステージが近い、近い!ド迫力です。
yurikamomeさんオススメのコンマス石田さん・・・見た目のインパクト強烈!まさにリアル峰君@のだめデス!
ナカタみたいな茶髪に、サングラス?、そして金のピアス! 派手だ~!!

最初に元主席指揮者の佐藤功太郎氏を偲んで追悼演奏。
グリーグの2つの悲しい旋律より「過ぎた春」
ここの出だしのヴァイオリンの音にヤラれた~!
追悼だから拍手できないのが残念だった。やわらかい音でした・・・ホワー

そして本題の演目はコチラ。
ハイドン/交響曲第60番「うっかりもの」
モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」
エルガー/創作主題による変奏曲「エニグマ」
指揮:広上淳一、ピアノ:弘中孝

ハイドンの「うっかりもの」は歌劇の登場人物を現してる曲だそう。
ハイドンって明るくてウキウキする曲が多い。これも例にもれず。
最終楽章ではわざと「うっかりもの」らしく見えるよう、
ヴァイオリンが狂った調弦を合わせる所で広上さんが指揮をストップ!
あわてたフリで楽譜を持ち上げて見直すし、コントラバスの人が怒ったフリで前に登場して弓を振り上げたら、弓が壊れてあわてて後ろに引っ込むなんていう寸劇アリ(笑)
その後、仕切りなおしてバッと始まった演奏がカッコ良くて、惚れ惚れ。
遊び心あふれる演出に満足♪

モーツァルトは・・・ピアノの音が私の好みではなく、ちょっと退屈な演奏でした。
ピアノがなんか流れちゃってる感じがして・・・オケがキレイなのに残念。
でも弘中さんは誠実そうなマジメそうな人で、なんども丁寧にお辞儀してて紳士な感じでした。

ここで休憩。ロビーで白ワインを・・・優雅♪
コンサートのお楽しみのひとつは、合間に飲むアルコールよねぇ。

後半はついに「エニグマ変奏曲」!エニグマって「謎」って意味です。
14変奏からなる曲で、すべての変奏にエルガーの友人や奥さんの名前がついているの。
こういうコンセプトのある曲が好きです。色々友人の性格を想像しながら聞くと楽しい。

第9変奏Nimrodの迫り来る音の迫力に泣きそうになりました。目が潤みまくり。
ボワーって目の前に風景が広がって来るんだよね~。
向かいのP席のお姉さんがしっかり泣いてました。だよね?だよね?!

広上さんの指揮はワルツ形式のところでは、客席をチラリと見て微笑んだり、
指揮も両手を広げて踊っているよう。片平といわれるだけあって、ジャンプしたりコミカル☆
ニコニコしながら指揮をしていて、つられて笑ってしまった♪

そしてコンマスの石田さん!
ものすごい大また開き(脚が長いので余計開いて見える)で
ヴァイオリンを上に持ち上げまくって演奏!そこも峰君っぽい。
演奏中、何度も椅子から腰が上がってました。グルービィ!
ギュインギュイン引いてるんだけど、繊細な音もウマくてすばらしかった。

立ち上がるときも、両足を開いて、真ん中にヴァイオリンを下ろしてポージング。
もうね、ヴァイオリンがエレキギターに見えますからっ。
ルックスがクラシックじゃないもん。ビジュアル系だもん。

大満足で楽しい演奏会でした☆
こういうウィットに富んだ演奏会があるってことをもっと知ってほしいなー。
皆様、ぜひ、一度コンサートに足を運んでみてくださいな。
思ったより敷居が低くて楽しいですよー!! チケットも日本の楽団なら安いです。ぜひぜひ!!
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by oko50525 | 2006-07-09 22:28 | クラシックコンサート

「ヨロヨロン」束芋展~束芋×都築響一対談

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原美術館「ヨロヨロン」束芋展の特別企画束芋さんと都築響一氏の対談に参加してきました。。

束芋さんと私の出会いは、2001年の横浜トリエンナーレ。
束芋さんの「日本の通勤快速」の不気味な中のユーモアにヤラれたの。
そして束芋さんがカワイイ女子ということを知り(男性だと思ってた)興味がさらにアップ。
ぜひ、ご本人に会ってみたいと思っていたら、対談があるというので、食いつきました。

都築さんと束芋さんは以前に一緒の仕事をしたらしく、フレンドリー。
なぜか束芋さんの男関係を聞きたがる都築氏。それはいいから!爆
学生時代の思い出話(クラスに一人は嫌いな女がいた)とか、
勉強ができなくて理数コースなのに数学で0点取ったとか、作品と関係ない話が続く(笑)
新作三点は開期1週間前まで何も作ってなかったと言うビックリ話も!

一緒に制作している妹さんのことを「いもいも」って読んでるのが可愛かった♪

「私くらいの人間は出し切らなきゃダメだ」って言葉が印象的だった。
毎回、出し切って、毎回「もうこれで最後」って思うらしい。
もう何も出てこないって状態までもっていくんだって。
出し切るのって怖いけど、そこまでやらないと作品ってできないものなのかもしれない。
私も出し切らなきゃダメだ。ほんと、それこそ、私程度の人間は。

終始ニコニコの束芋さんは年齢より幼く見える小柄なかわいい女性でした。
とてもグロイ作品を作ってるとは思えない・・・そのギャップがまたいいのかな?

対談前は別件で見られなかったので、終わってから個展を見る。
日没からしか見れない「ギニョラマ」が良かった~!ワープしていってしまいそうだった。

あと、今回のメインの「公衆便女」も良かった。
笑い要素の多い以前の作品のほうが好きだけど、
ネットに恐怖を感じる~という束芋さんの感覚を「公衆便女」はモロに表してて、
「これを表現したかったんだなー」っていうのが伝わってきた。
こういうのがあると、対談とか出れて良かったと思う。
現代美術の楽しさは、作ってる人と会えることだと思うんだよね。
好きなアーティストと同じ時代を生きているって贅沢なことだなー。

「公衆便女」は確かに今までの作品よりグロけど、
私はそのグロさの中に、今までの作品と通じるユーモラスな「逃がし」要素を感じる。
もっとグロくするなら、グロくできると思うんだもん。
ちょっと、オブラートに包んでる部分が束芋さんの健全さを感じるんだよね~。

「日本の台所」はブラックユーモア絶好調で笑えるシーン多々。
心の中にある人間の黒い部分を、投影している感じがする。
これくらい残酷なことを人間は心の中では平気で考えてると思う。
ただ、それを実行するか、しないかだけで。

・・・ただ、私は軽くグロ好きなので、普通の人が見たグロかもしれないけど^^;


束芋展はまだまだやっているので、是非、足を運んでみてください。
ちなみに束芋ファンは女子が多いです。女子の好むグロさだと思う。
ユーモアの分かる彼女彼氏ならデートもアリだけど・・・止めたほうが無難。
誘うのに勇気いると思うしね。笑

私ももう一度くらい行こうかな~。
あ、ちなみに絶対夜がオススメです。 お化け屋敷に行く気分でどうぞ♪
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by oko50525 | 2006-07-08 22:46 | おすすめアート

今夜はブギー・バック!!

竹中直人主演映画「男はソレを我慢できない」 のイベント「今夜はブギーバック」に売り子として参戦してきましたー!

竹中直人氏、小池栄子ちゃん、野宮真貴様、ワタナベイビー、スチャダラパー・・・などなど、豪華な出演陣!!

そして、会場で桃色ボルケーノが売る商品は・・・天狗コンドームでぇす(ハート)
2個入り150円でピンクの「我慢できる?」と赤の「我慢できない!」の二種類☆

今回は「赤」のお題をいただいたので、衣装は赤。
世間で流行っているというメガネっ子でキメてみましたー(キマってるかどうかは別として)

会場のSHIBUYA-AX、いい感じデス。
楽屋口から潜入したんだけど、某俳優さんに遭遇。
しかし名前が出て来ず、適当に会釈して過ぎ去る。惜しかったワ。

最初は声が小さめだった桃ボルなのですが、途中からデカイ声で
「下北沢名物、天狗コンドームいかがですか~?」
「2個入り150円、1個当たり75円でーす」
「お土産に最適でーす」
「来場記念にぜひ、どうぞ!」
「天狗コンドームのお買い忘れは、ありませんか?」
などなど、名言を飛ばしまくりました♪

このおかげで(?)最終的に315個以上を売り上げました~!
終演後なんて、お客さんが殺到して、テンパりそうだったよ。
もちろん、私もお買い上げしましたー。アハン☆

いやー、まさかニッコリ笑って「コンドームでぇすっ!」って声を張り上げることになるとは!
これからは売り子も出来ます、桃ボル。 バイト代は時価でお願いします
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by oko50525 | 2006-07-07 00:50 | 参加したイベント

カルティエ。カルティエ。カルティエ。

東京都現代美術館「カルティエ現代美術財団コレクション展」へ。

明日までってことで、混みそうな予感を察知し、
朝から出発・・・しかし遠いので着いたら11時半。ほぼ午後。

でも、まだすいてる方だったー。15時には列できてたもん。

最初の部屋が、とにかくキラキラしてて圧倒されました。
ライザ・ルーの「裏庭」はすべてビーズでできた庭。
ビーズがキラキラして、夏の太陽を受けてるみたい。
ライティングを明るくしてるのかと思ったけど、そんなことなかったです。キラキラの庭。ステキ。
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そしてチラシにもなってる巨大人間! ロン・ミュエクの「イン・ベッド」
いやー、これ、すごい、すごかった!!
本当の人間みたいなの!皮膚の感触が伝わってくるみたい。
ぷくぷくした腕の肉に、うっすら透ける血管とかリアルすぎ。
うちのママンの皮膚と似てて、ドキドキしたわー。しっとりしてそう。
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映像作品は相変わらず苦手なので、アルタヴェスト・ペレシャンの作品だけ見て、他は少しづつ。
どうも映像作品はよく分からないのと、好きな作品を自分の好きな速度で見たいので、私には向いてないのよね。

デニス・オッペンハイムの「テーブル・ピース」も面白かったなー。
黒い人と白い人が、長いテーブルの端と端で口論してるの。
聞き取れなかったんだけど「BLACK」「WHITE」って言い合ってなかった?知ってる人、情報求む。

デカイもの+グロイものが好きな私が一番印象に残ったのは
アドリア・ヴァレジョンの「赤むけの白タイル」!!
クリーンな空間を一皮剥くことで出てくる血の色をした肉・・・
原美術館の最上階も、実はこうなってたら・・・こわいー!!

あと川内倫子の写真スライドの部屋で、
一番前のド真ん中の椅子で一人のおじいさんが腰掛けて、
ずーっと見てたのが印象的だったなー(作品じゃないけど)
川内さんの写真とリンクしてて「もしや川内さんのなくなったおじいさま?」とか考えちゃったよ。笑

同じチケットで常設展にも入れるのでゴー。
こちらは、私が普段行く美術館の雰囲気(すいてる)
作品も好みのものが多くて当たりでしたわー!
ホンマタカシとか大竹伸朗の作品があってラッキー☆

どっちも充実してたので、見終わってグッタリ。 レストランでパスタ食べて帰りました。
レストラン、もう少しオサレでもいいよね?せめてひとつくらい何か作品を置いてくれてもいいのに・・・
でも美味しいからいっか??
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by oko50525 | 2006-07-01 22:54 | おすすめアート