カテゴリ:おすすめアート( 64 )

六本木クロッシング:芸術は可能か?

六本木で取材があったので、そのまま久しぶりに美術館に行ってきましたよ。
「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」@森美術館

☆展覧会概要☆
日本のアートシーンの“明日”を見渡すべく、多様なジャンルのアーティストやクリエイターを紹介する「六本木クロッシング」。第3回となる本展では「芸術は可能か?」※という古くて新しい問いを出発点に、エネルギーに溢れ、力強く明日に挑む日本のアートの“今”をご覧いただきます。長いキャリアを持つアーティストから若手注目株までの20組による、写真、彫刻、インスタレーション、映像、グラフィティ・アート、パフォーマンスなど全く違う作品同士が互いに刺激し合い、「交差(クロッシング)」します。@森美術館HPより
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最初の展示が照屋勇賢氏だったので、そこでテンションあがりました。ファンなの。
上の写真はHITOTZUKI (Kami+Sasu)の「The Firmament」
今、HP見て知ったんだけど、昨日19時からここでスケートセッションやってたんだって・・・
あたし。。。知らずにダムタイプの映像みてました・・・く。。。くやしい・・・
てか、そんな標記あったっけ??気づかなかった!
まだセッションの日は何日かあるので、もう一回行こうかな。。。

私が好きだったのは、加藤翼の作品。こういう感じ → 
この巨大なサイコロのような構造物を、ヒモで引っ張って倒す、というもの。笑
実際、展示はこの構造物だけなんだけど、引っ張って倒している様子が映像で見られます。

これ、引き倒すことで、別になにが起こるってこともない。(字が書いてあるのが見えたりするけど)
きっと、すごい、頑張って、倒しても、翌日残るのは筋肉痛くらいだと思う。
でも、この「別にどうでもいい」だろう、構造物を、みんなで、引っ張って、倒す、という行為が、
これだけ、人を夢中にさせて、「どうでもいい」と思わず、必死で倒してしまう、人の感情っていうのが、
とっても興味深かった。コミュニケーションを生むためのツールに、構造物と引き倒すという行為がなっている。

私が一番関心があるのは、人と人の距離の詰まっていく過程で。
これは、コンドルズの近藤良平さんやダンサー関係の人に会った時から考えていて。
どうやったら人は、人に心を許して、コミュニケーションを図り、距離を縮めていくのかが興味深くて。

この作品の場合、まず「構造物を引き倒す」という共通の目的が、全員にある。
そして、その目標達成のためには「呼吸を合わせる」必要がある。
呼吸を合わせるためには集中力が求められて、意識もあわせなくちゃならない。
最終的に、目標が達成された時には拍手が自然と沸く「高揚感」がある。

この行為が、意味のあるものであっては、ダメなんだと思う。
意味のあるものには、結果がどうであったか、という結論や成功が求められる。
構造物を引き倒すことに関しては生産性のあることではなく、それが何かに繋がるわけではない。
にも係わらず、人がそこに夢中になって、集中してしまうのはなぜか。うーん、興味深い。
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あと小金沢建人氏も好きだったし、(あの音、CDで欲しい)
宇治野宗輝氏の作品は音楽カワイイし、楽しくてワクワクした(写真)んだけど、
衝撃的だったのはダムタイプの「S/N」だった。(これ見れたんだからか、スケボーはいいか・・・)
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今、いろいろパフォーマンスに近い劇団が出てきているけど、ダムタイプが走りなのかな(よく知らないんだけど)
ダムタイプって名前だけ知っていて、どういうアーティスト集団なのか知らなかったんだけど、
すごいわ。すごい裸なの。身体も裸になってたけど、心が。すごいことだと思った。

「S/N」は1994年に行われたパフォーマンスを映像化したもの。
ジェンダーやセクシャリティ、人種、HIVといったものがテーマ。
今、あまりHIVのこと耳にしないけど、この当時は衝撃的なモノだったんだと思う。
実際にパフォーマンスに登場している古橋悌二さんは、HIV+に感染していて、
それを友人に打ち明けたことから、このパフォーマンスができたんだそう。

そのことを知らずに見ていたんだけど、彼らのむき出し感が「リアル」で、これは真実なんだって気づいた。
おしゃれでエッジーな感じに見えつつ、すごくズドーンと重いものが圧し掛かってくる。
それぞれが自分の抱える問題を向き合って、傷つくのをわかりながら、自分の中に落とし込んでいく。
この作業って、キツすぎて、私なんてすぐ逃げたくなるんだけど・・・。
ちゃんと自分と向き合って、それを作品として人に見られるものに落とし込めるのはすごい。
それが「個人」の問題から、ちゃんとオーディエンスの問題に転換できているんだろうな。
じゃないと、あまりにオ○ニー芝居になってしまって、誰も見れないもの。

残念ながら、時間の関係で半分までしか見れなかったんだけど、
これ目当てで、また行こうかな。あとスケボー。←意外と執着してる。笑

あ、驚いたことなんだけど、やはり平日夜ってことで、ちょこちょこカップルが来てて、
(基本的には一人できている若い男女が多かったけど)
女性のヌード写真の部屋で「いやだ~」とかキャッキャ言ってる人たちがいて、かなり引いた・・・
それ、普通の感情だと思うんだけどさ。そういう見方できるような写真じゃなかったんだけど・・・
私みたいに見慣れすぎてて、そういう「いやだっ」みたいな感覚が欠如しちゃってるのもアレなんだけどさ。
だって、私、一番きわどい写真をマジマジ見てるところだったんだもん。
「いやだっ」とか言われちゃったら見づらいじゃないのさ!!

基本的に女性のヌード写真スキーなので、気にせず見ますけどね!!
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by oko50525 | 2010-04-23 12:03 | おすすめアート

「医学と芸術展―生命の愛と未来を探る」

暖かかった昨日。
「医学と芸術展―生命の愛と未来を探る」@森美術館に行ってきました。
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「科学(医学)と芸術が出会う場所としての身体」をテーマに、医学・薬学の研究に対し、世界最大の助成を行っているウエルカム財団の協力を得て、そのコレクションから借用する約150点の貴重な医学資料や美術作品に約30点の現代美術や日本の古美術作品を加えて、医学と科学、科学と芸術を総合的なヴィジョンのなかで捉え、人間の生と死の意味をもう一度問いただそうというユニークな試みです。(公式サイトより)

今回、展示の仕方というかテーマわけが面白かったなぁ。
「身体の発見」「病と死との闘い」「永遠の生と愛に向かって」

いや~、人間ってすごいって思った!!

何より感動したのはダ・ヴィンチの解剖図(英国ロイヤルコレクション)
あの時代(って、どんな時代か知らないけど)に、ここまで精密な解剖図がかけるなんて。
解剖って、タブーに対する挑戦だと思うのだけど(特に宗教の強い時代において)
そこに果敢に挑戦して、人間、自分というものを知ろうとする、その探究心って素晴らしい。
昔は空調だって保存用の冷凍庫だってないなかで、
腐乱していく死体と向き合って、解剖に取り組むって、普通できないよ~!

手術道具(拷問や日曜大工の道具に見えなくもない)や義足、義手、義眼・・・
見てると、その時代の人が、いかに病と闘ってきたのかが感じられて、なんだか感動しちゃいました。
(でも一番、ジックリ見てしまったのは貞操帯・・・笑)

昔っから人間って永遠の命や、永遠の若さを手に入れたいと思ってきて、
その思いが、医学を発展させ、昔だったら死んでしまう病でも、いまなら助かることができる。
人間の命は果てるけど、その思いは後世まで続いていくんだーって。
先人の苦労が、私たちの幸せな生活を支えてくれてるんだって思うと、感動。
現代で治せない病気も、きっと未来の人が治してくれるようになるんだろうな。
いまの人たちの努力が、未来の人で報われる。リレーみたい。

ホンダの開発した車椅子がすごかった。
脳波を読み取って、身体が不自由な人でも、自分の行きたい場所に車いすで移動できるって。すごいっ。
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かつてのヒーローたちも老いている・・・(登場してから考えると、みんな、これくらい高齢なんだって)

私たちが入ったのは20時過ぎだったのだけど、割と混んでました。
平日、仕事を終わってから美術館に来るって、ヨーロッパ的!(知らないけど)
こうやって、どんどん、美術が日本人の生活に身近になるといいな。

その後、コノ展示を見た後なのに、焼肉を食らう。人間とはたくましい生き物なのだ。
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by oko50525 | 2010-02-26 11:54 | おすすめアート

フランス大使館と黒衣の僧、たこ。

土曜日は充実、牛とのフルデート(1日中ともに過ごすこと)

まずはフランス大使館で開催中の「ノーマンズランド」展へ。
広尾という街自体、3回くらいしかきたことのない私。
古いおせんべい屋さんとオシャレなイタリアンが並ぶ商店街に、早くも「住みたい」モード。
さらに進めば、オサレカフェーに群がる外国の方々・・・メチャ異国なんですけど!
外国の方向けなスーパーでテンションがマックスに!!

もうさ、パッケージとかさ、可愛すぎるじゃない?
見たことない「イタリアの高級食材」とか(シダっぽい巻き加減だけどセロリっぽい野菜)、500円もする「スプーンにすくって、さかさまにしても落ちない」ヨーグルトとか。気になる!
オイルサーディンも各国の物が並んでるのよ。トマト味、おいしそう。

明らかに冷やかしのテンションで、そのままフランス大使館を目指すも迷子・・・
パキスタン大使館のルックスがオシャレでカッコよかった~(そこにたずねて来てた男性もイケメンだった)
高級マンションにベビーカーで入っていく若いママ(明らかに私より若い)とか、
やたらヘコヘコする運転手のタクシーに乗り込むマダム&ムッシューとか。人種が違う、わが町と。。。

カルチャーショックを受けながら、人様の家の立派さにひがんでいると、フランス大使館に到着。
フランス大使館は建て直すので(新大使館は中に滝が!)、
アーティストに「好き放題やっちゃいなさい!」と貸し出した?模様。
芸術というか、、、文化祭みたいなノリ。笑
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壁には落書き(芸術?)、入り口にはダンボールの門、
建物の中も色んな色に塗られちゃって、原型が分かりませんっ(涙)
フランス人、寛容だな・・・(でも無料と宣伝して、入り口で「カンパ」を募るところはさすが)

アートアットアグネスみたいな感じだったらイヤだなぁと思ったけど、
思ったよりギャラリー色は出てなくて(一応、作品は買えるようだけど)
ほとんどが日本人作家なこともあり、まさに文化祭のノリだった。
椿山荘の真夏の夜の夢で見かけたアーティストの作品がチラホラ。

小さい部屋ごとに、一人のアーティストの作品が置かれてるので、
見易さとしてはいいのかも。空間をアーティスト自身がプロデュースしてるからね。
ただ混んでるし、部屋が狭いので、映像系はとても見ていられず。

一番楽しかったのは「鼻血」かな。笑
空間を生かしつつ、非現実にいざなう感じや自己主張のあり方が好き。
この螺旋階段の手すり部分は、素晴らしい湾曲具合で、牛に笑われるほど、触ってしまった。
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牛はこちらのダンボールで作った動物にご執心だった。
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ワハワハ楽しんで、よーし終わり?というところで、もう一つの建物を見てないことに気づく。
なんとか、全部回れたけど、かなりボリューミーなイベントでしたよ~

あまり期待しないでいったけど、だいぶ楽しめたかなぁ。
文化祭を覗く感覚なら大丈夫。作家もその場にいたりするので、話も聞けるしね。
堅苦しい作品もないし、見て楽しめるものが多いから、プラッとお出かけするのにピッタリかも?

でも私たちが入ったのが13時半くらい、出たのが15時半くらいだったんだけど、
その頃には入り口に行列ができていました・・・早めに行くのがオススメです。

夜はNoism「Nameless Poism~黒衣の僧」@東京芸術劇場小ホール
前から3列目だったんだけど、段差がないので、フロアーのダンスが非常に見にくかった・・・失敗・・・
チェーホフの「黒衣の僧」をモチーフにしているらしく、ストーリーがあるようなダンス。
この「黒衣の僧」って話、先ほどネットで読んで知ったんだけど、表現するには難しいねぇ。
正直、原作のストーリーのうち、半分くらいしか読み取れなかったヨ。

もちろん、ダンスとしてみれば、それはそれは素晴らしくて、
今回は足を踏みならしたり、壁によじ登ろうとしたり、アクロバティックな動きが多くて新鮮。
そして、いつもより、激しく早く動きまくってたように思うわ。息するヒマあるのかしら、ダンサーさん・・・

会場ではバロックっぽい音楽とか、暗めのこわ~い音楽@牛 がかかってるんだけど、
ダンサーさんたちは、それぞれイヤホンをして、「白鳥の湖」を聞きながら踊っているのだそう。
てことは、ダンサーさんたちは、私たちが受けるのとは違う感覚を耳でとらえて踊っているのよね。
その乖離って言うものは・・・どうなんでしょうね?ダンサーさんは出来上がりを映像で見てビックリだろうね。
それは映像の俳優さんもそうだろうけど(演じてる時はBGMないわけだし)

衣装は今回もデコラティブで凝ったもので可愛いんだけど。
動きは見えにくいし、ダンサーさんも動きづらいんじゃないか?と心配になってしまった。

そんな好き勝手なことを言いながら、上馬の「たこ林」で、たこフルコース。
牛につれてきてもらったんだけど、メニューがすべて「たこ」!
おじさん(旦那さん)がタコ好きで、それなら、ってことでお店を立ち上げたんですって(女将談)
タコのお刺身、タコのバター炒め、タコキムチ、タコの炊き込みご飯・・・とタコ尽くしだけど、ぜんぜん飽きない!
トイレでオデコを切るハプニングもありつつ(牛に絆創膏を貼ったところを激写された)
途中から貸切状態だったのでカウンターを挟んで女将さんと楽しいトークをしながら、夜は更けていくのであった・・・女将さん、美人だったなぁ。。。
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by oko50525 | 2010-01-25 11:35 | おすすめアート

静かな叛乱 鴉と鯨の対話

あ~もうなんだか忙しいっす!!
3月頭まで平日の観劇はムリな模様。不義理連発しそうだ・・・すみません。
とりあえず、本日は午後から名古屋に行ってきます。寒いのか?寒いよね?

三連休初日は「レベッカ・ホルン展~静かな叛乱 鴉と鯨の対話」@東京都現代美術館
レベッカ・ホルンはドイツの現代美術家で、今回の個展が日本初。
硬質で機械的(というか機械?)で男っぽい作品なので、女性作家の作品なのが意外。
映像作品も、しっかりしたストーリーのあるつくりで、そこもまた男性っぽい。
下の作品は、映像作品「ダンス・パートナー」で使われたもの。
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3Fが展示、1Fが映像作品となっているんだけど、断然3Fの展示がオススメ。
映像は8本もあるうえ、半分以上が長編(40分以上)なので、とてもじゃないけど見切れません・・・
3Fの展示でグッときた方は、「過去をつきぬけて」を見るのがいいかと(50分あるけど)
こちらはレベッカのインタビューと作品が見れます。あと映画作品の映像もチラと。

映像はほとんど見ていないので、展示の感想しかかけないんだけど、
何はなくとも「アナーキーのためのコンサート」は見るべきでしょう!
私はフラフラと別の作品を見ていたら、背後から「ドーン」という音が。
何事か、と後ろを向いたら、天井に逆さ吊りにされたピアノが「ゲロゲロゲロ~」と鍵盤を吐いてるところでした。笑
頭に血が上るよね、逆さにされたらね、ピアノもね。
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鍵盤が元に戻るところを見たかったんだけど、5分くらい待っても何も起きないので諦めました・・・
どの作品も割りと「待つ」ことが大事なので、これから行く方は時間の余裕を持っていってください。

あと「鯨の腑の光」も飴屋法水っぽくて面白かったなぁ。
英字が部屋の壁をグルグル回るので、ちょっと酔いそうになったけど(三半規管が弱い人は注意)
しばらく水の張られたプールを見ていると、金属の棒が動いて、なにやら水に習字をしているような。
なんて文字を書いてるのかまでは分からなかったけど、「トメハネ」のあるような動きが面白い。
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作品自身は女性っぽくないけど、「自己」との対話 が強い感じがして、
その辺は女性っぽいのかもしれないな、と今さら思いました。
あくまで中心が「自分」であって、それに対する他者との距離感の表現。
なので、世界観は狭いというか、自分とその周辺に対する違和感を表現しているのかな、とか。
(男性の作品は逆に社会性が強くて、それはそれで疲れるモノもあったりするのだけど)

前に、やなぎみわさんが、「阿部公房の箱男は、箱の中から外を見ているけど、女性が入る箱の中は鏡になっていると思う」というようなことをおっしゃっていて。
女性は「自分」に対する探究心が強いんじゃないかな、と私も思います。
レベッカの作品も、なんとなく、そんな印象を受けました。

帰りはアラーキーの「遺作 空2」@タカ・イシイギャラリーへ。
ギャラリー前にあった、コンクリ工場に萌える私と牛。工場萌えは理解できる。
まぁ、愉快なことになってましたよ、アラーキー(笑)
やっぱり、こちらは男性だね。社会性?というか、社会というものが表現されている。あとエロ(笑)
ギャラリーにしては混んでいて、アラーキーの人気を思い知りました。
私もアラーキーのストラップとか以前、つけてたからねぇ(ミーハー)

去年後半は、あまり美術館にいけなかったので、今年はたくさん行きたい。
次はフランス大使館を狙います。
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by oko50525 | 2010-01-13 10:16 | おすすめアート

住宅地探訪。

秋、芸術の秋ってことで、芝居界?も盛り上がってますね。

そんななか、マイナーであろうアートイベント「AOBA+ART」に行って来ました。昨年に続き2回目。
今回もまったく事前情報がなかったため、会期最終日にママンを連れて。
たまプラーザ駅から徒歩15分の美しが丘の住宅地を巡るアートイベント。

私は昨年、豪邸だらけのこの界隈に目を見張ったのですが、
今回はママンが「田園調布以上じゃない!」と感嘆。
前回よりさらに作品が少ないので、アートより家ばかり見ることになってしまった。
それでも、十分楽しめるんですけどね。

住宅や公園など、街中にアートが潜む「AOBA+ART」
公園の木にも写真が飾られております。
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カメラマンさんが美しが丘を訪れて撮った写真だそう。
公園のすぐ隣にある鉄塔の写真も。

ガレージの中には子ども達の写真。
作家さんの作成したマントをつけて、遊んでる様子が映ってます。かわいいのぉ。
すっぴんでまったく可愛くない私とパシャリ。奥に写真があるの、見えますか?
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お宅のおうちの中にもマントをつけた子どもの写真が並ぶ。たっくさんいる~!!
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子ども達がいる場所には↓のマークが。このプレート、とてもかわいい。
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昨年より作品も少ないし、大モノ作品(大きさね)がないので、ちょっと寂しかったかなぁ。
この時期のアートイベントは多いので、作家の取り合いになっちゃってるんじゃないかという懸念も・・・
来年はどんな展開を見せるのでしょうか?期待してますよ!!

でも、町興しか知らないけど、アートイベント多すぎだよね?
嬉しいけど、飽和状態な気がする・・・もっと他の方法も考えたほうがいいんじゃないかな?
なんて、よけいな事を考えちゃいました。

ってか、こういうアートイベントって演劇がなかなか加われないんだよねー。。。ふぅ
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by oko50525 | 2009-11-06 17:10 | おすすめアート

真夏の夢、成し遂げてない夢

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昨日はK嬢と椿山荘のアートフェス「真夏の夢」に行ってきました。
あたくしは以前からK嬢に惹かれておりまして、まさに初デートなテンション(笑)

ホテルでのアートフェスなので、期待値をどこに定めてイイかわからなかったけど、期待以上に良かったです!
庭を回りながら作品を見られるんだけど、配置がなかなかどうして、憎い演出があったり、庭自体が池や滝や三重の塔があって、まるで京都にでも来ているような気分が味わえました!
知らない作家ばかりだったけど立体は私の好みが多くて楽しかったです!

その後、どうにもカラオケに行きたくて無理矢理K嬢を拉致。
1時間のつもりが気づいたら朝だったんですけど…
相変わらず自分の体力にはビビるわ(笑)

ただいま渋谷から家まで歩き中。
無事にたどりつけるといいな(笑)
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by oko50525 | 2009-08-29 05:06 | おすすめアート

冬の庭もしくは温室、氷の解ける音楽

Jazzin'parkの「A Day In The Life」を絶賛ヘビロテ中デス。
HMVの視聴コーナーには魔物がいるね。まだ欲しいCDがいくつかあるので近々再来店予定。

とはいえ、家ではCDは滅多に聞かず、もっぱらラジオ派。
昨日は三谷幸喜と清水みちこの番組で、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」が流れた。
はい、読んでますよ、村上春樹「1Q84」
「1Q84ってどういう意味だろ?」と発売前に某SNSで話題になっていたけど、
私は「いくわよ」とか思ってた・・・数字をすぐ言語化しようとする私。超文系。
「シンフォニエッタ」思ったよりマヌケ(失礼)な曲だった。確かに冒頭からティンパニー大活躍。

昨日は「ウィンター・ガーデン~日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」@原美術館

現代の日本人作家だからか、「ネオテニー・ジャパン」と同じにおい。
美術館というかギャラリーといった感じ。若手作家多数。知らない人ばかりだった。

個人的には千葉正也が一番好きだったかな。
カレのサイトを見たらロロの三浦くんと似た匂いが・・・!!(作風?はだいぶ違う気がするが)
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三浦くんの作品はドチラかというと工藤麻紀子作品のほうがイメージなんだけど↓
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杉戸洋も近いかな。現代っ子なんだな、みんな(おばさん目線)

19時からは八木良太「VINYL」の氷のレコードプレイヤーによる音楽演奏。
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この日は氷の出来があまりよくなくて、音が途切れ途切れ。
それが味?と思っていたのだけど、ちゃんと凍ってると普通のレコードと同じく聞けるらしい。
音がよくないからなのか、途中で中断。ガッカリ・・・でも不思議な感じだった。

全体的にコツブな感じがしてしまったけど、それが今の日本の現代美術なのかしらね??
この展覧会、ヨーロッパを巡回するらしい。日本人の私でも「?」なのに、海外の人はどう受け止めるのか興味津々。
(調べてみたら、海外を巡回しやすい作品で、国際交流基金が所蔵する作品という制約があるから、
インスタレーション制が強いものより、ドローイングや映像がメインになったんですって)

どの作品からも自分の内側への興味が強い印象を受けた。自己完結型というか。
社会へのアプローチとか、他者とのコミュニケーションへの欲求があまり感じられない。
「外の世界がどんなもんだか知らないけど、オレらは、この世界で充分楽しいんだよ」みたいな。
自分のなかで出来上がったセカイを作品として出しているというか?超個人的世界観?(いわゆるセカイ系?)
だからといって閉じているわけでもないんだよね。言語化するのは難しいんだけど。。。
超個人的セカイなら理想郷のハズなのに、不安が付きまとっている感じも受ける。
結局、個人的セカイであっても、現代に生きる以上、外的要因を受けてしまうのかしら。

こういうセカイ系的な思想って、思春期には誰しもありがちだと思う。
その思想を大人になっても持っているのが、今の日本の若者なのかもしれない。

ネオテニー・ジャパンでも思ったんだけど、
海外の作品からは歴史性が強く感じられるのに日本人作家は感じられない。
歴史観や政治的思想から距離を置いているというのも「マイクロポップ」の定義らしいんだけど・・・
マイクロポップというものが、今後、定着していくのであれば、これらの作品を未来の人が見たら、
「この時代は政治不安や不況があって不安定な時代だったんだな」って思うのかな?

ただ不況だのなんだの言って、世の中がよくないという世相が広まってるけど、
だからといって、自分の世界だけに逃げていたら、世の中なんてよくならない。
第一にして、自分のことばかり考えていられるなんて、相当平和な証拠だと思う。

だからマイクロポップって、逆に平和ボケして自分中心になった世代っていう受け止め方もできる。

こんなこと言うのもなんだけど・・・
確かに自分の人生は一度だし、自分を追求するのはいいと思う。
でも世界は自分が死んでも続いていくし、それなら未来に対して一石投じてもいいんじゃないだろうか。
結局、セカイ系って「世界の終わり=自分の死」という考え方なのではないかしら?
でも実際は一人の人間の死なんてチッポケだし、KING OF POPのMJが死んでも世界は回り続けてる。
もっと今だけじゃなく、未来のことを考えてみてもいいと思った。
結果的に、未来を考えるってことは、過去も現在も考えることなんだよな。
自分の生きている世界だけを楽しくするだけじゃなくて、
楽しい世界を未来の人に提供するのも今を生きる私たちの役目だ。

と、そんなに感銘を受けた展覧会でもなかったな~と思って帰ったわりには、
後からいろいろと考えてしまいました。とはいえ、私は何もしてないしがない一般人なんですけど・・・
こうやって言語化するといろいろ分かる分、頭でっかちになってしまった感じだなぁ。
動かないと何も変わらないのにな。
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by oko50525 | 2009-07-16 11:03 | おすすめアート

幼形成熟日本~日本のメディチ家?高橋コレクション

バルサン、焚きました。待ちきれず、G男が発生した翌日に点火!!
そのまま、女優・佐々木なふみ嬢のお宅の手巻き寿司パーティに。
はじめましての人が多いと、緊張して空周る私。途中の記憶が軽く飛んでいる。

電車もないくせに帰る、と言い張り(実はバルサンの結果が気になっていた)
バイクできていた方に送ってもらう。初対面なのに。ゴメンなさい。
ありがとう・・・(あまりにも「すみませんっ」と恐縮してたせいか、「さっきまでとキャラが違う」といわれた)

で、バルサンの成果は見事、部屋で仰向けで倒れるG男。
昨日より小さく見えるのは、別のGなのか、バルサン効果で縮んだのか・・・?
ガムテで丸めてポイして、そのまま倒れるようにして爆睡。翌日、二日酔い。
夕方おきて、ヨロヨロ出勤(土曜出勤)。で、懇親会でまた浴びるように酒を飲む。反省ナシ。

日曜は「ネオテニー・ジャパン~高橋コレクション」展@上野の森美術館
この美術館もいつも混んでいる。美術館といえば上野、ですものね。

精神科医・高橋龍太郎氏の個人コレクション!日本の若手作家の作品が勢ぞろい。
会田誠とか山口晃のよく見かける作品がチラホラ。高橋さんの私物?だったとは・・・

・・・展覧会コンセプトは・・・
「neoteny=幼形成熟の意」をキーワードに、90年代以降の日本の現代美術にみられる特徴―幼さ、カワイイ、こどものような感性、マンガ、 アニメ、オタク、サブカルチャー、内向的、物語性、ファンタジー、過剰さ、日常への視線、技術の習熟、細密描写、巧みなビジュアル表現 など、日本の現実や若者の心象風景とリンクした世代のアーティストたちが生み出してきた新たな世界を多角的に読み解きます。

・・・というわけで、”外人が考える日本のアート”といった風情の作品が大多数。
アーティストも外国で人気の村上隆、奈良美智、山口晃・・・って並んでるのを見ると
六本木ヒルズのミュージアムショップを思い出してしまう・・・。

個人的に写真でしか見たことのなかった小谷元彦の作品をナマで見れたのは嬉しかった。
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小谷さんの作品は、今回の展示のなかで、ほかとちょっと毛色が違う気がする。
しっかし、展示の仕方は「どうなの?」って感じだったけど。ライトの当り方とかさ。
できれば、なるべく暗い部屋か、真っ白い広い部屋にポツンとある感じで見たかった。
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村上留里子のドレス。ぜひ結婚式には彼女にドレスを作ってもらいたい。
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ガラスのドレス。着たいけど痛いだろうし、重いだろうし。
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作品それぞれの感想というより、、高橋さんがどうしてこれらの作品を購入したのかの方が気になった。
最初に買った作品はなんだったのか、何をきっかけにコレクションを始めたのか・・・

ってか、これが個人のコレクションって!!凄すぎるだろ!美術館埋まってますから!!
日本の若手作家からしてみたらありがたい存在だよね、高橋さん。パトロンだもの。メディチ家だもの。

高橋さんの好みなのか、日本人の作家の傾向なのか、「パッと見勝負」な作品が多いような気がした。
「考えさせられない」作品が多いというか。展示の仕方とか並び方もあるんだろうけど。

しかし高橋さん、羨ましい!!あたしもコレクターになりたいよ!!
そんで若いアーティストを支援したい。くぅ、ステキ。ステキザマス。

アラーキーが展覧会に訪れた時の様子が展覧会Blogで見れるんだけど、
私とUの観賞方法と変わらなくてウケたわ。笑 アラーキー、大好き★

帰りにUと外苑前のsignでお茶してたら、下の通りを雅子様の乗った車が通った。
雅子様、窓開けて沿道の方々に手を振っていらっしゃいましたよ。お奇麗。
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by oko50525 | 2009-07-13 14:21 | おすすめアート

だましだまされふりふられ

週末のアート探訪ニ連投!!

まずは幼なじみが集まって、Bunkamuraミュージアム「奇想の王国 だまし絵展」へ。

この美術館、宣伝がうまいのか、毎度混んでいる。(狭いっていうのもあるけど)
普段アートを見慣れてない人向けの企画がうまいっていうのもあるんだろうけど。わかりやすい展覧会が多い。
今回もいかにも混みそうな企画や、と思ってはいたが、チケット売り場が長蛇の列!!
気の利く幼馴染がチケットを買っておいてくれたから良かったが、もし並ぶとなったら絶対入らなかったヨ。

古今東西のだまし絵をそろえた展覧会。
西洋の昔のだまし絵って、どういう経緯で書かれたんだろうということばかり気にかかる。
貴族が訪れた人を騙すために画家に描かせてたのか?
それとも、画家が勝手に自分の画風としてかいていたのか。
後者の場合、それを世間は最初から芸術として捉えてくれていたのだろうか?
どうも私は貴族の道楽で、画家は自分が食べていくために要望に応えて描いていた・・・気がするんだけど、どうだろう?

私が美術を好きになったきっかけでもある、ルネ・マグリットの作品もいくつか。
確か、この幼なじみメンツで中学生の頃にも美術館に行っていたことがあったと思う。

一番印象深かった歌川広重。だまし絵?ではないと思うけど。
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宴会芸として、実際にやってみたい。おじさんの青髭がいとおしい。笑

とにかく混んでいるので、これから行く人は平日の夜を狙うべし。

もう一つは、「万華鏡の視覚 ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団コレクションより」@森美術館

財団のコレクションってことで、インスタレーション作品がドカドカと。
どれも大振りで?私好みであったが、見ているうちに泣けてきたのがマシュー・リッチー「家庭農園」
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自分の生きている世界の仕組みを知ろうとして必死になってる感じが伝わってきて、
なんだかよく分からないけど、とっても感動してしまった・・・
「あ~この人、一生懸命だよ。すっごい考えちゃってるよ」っていうのが作品から見えてきて、
あたしもだよ、あたしも考えてるよ、でもまとまらないよね、世界ってすごいよね、
結局、なんだか分からないよね、世界なんてね、でも面白いよね、不思議だよね・・・って
会ったこともないマシューに語りかけたくなった。それくらいシンパシーを感じた作品。

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ロス・カルビンテロス「凍結した惨事の習作」
もちろん、壁の向こう側でカメハメ波ポーズを。自分で破壊した気分を味わえる一品。(違)

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目がチカチカするー。

インスタレーション好きの私は嬉しかったけど、並び方が若干雑然としていて、
作品の意図が伝わって気づらかったのが残念であった。
別の作家同士の作品を同じスペースに置いてしまうのは、好きじゃないんだよな。
両方をセットにしてみてしまったりするから、作家の意図が伝わってこなくなってしまう・・・と思う。

とはいえ、デカモノアート好きにはたまらんものがありました。
今、いろいろ面白そうな展覧会がやっているのよね。とりあえず、上野と原美には行きたい。

***
ここで書くことではないが「新しい男」で印象深かったこと。
テンション上がって、ガーッとわめく姉妹に対し、姉の夫が「静かにしなさいよ」というセリフ。
芝居で大声出した人に対して「静かにしなさい」っていうのを初めて見た気がする。
確かに日常、大声だされたら「静かにしろ」って言うわ。なんか印象深い。
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by oko50525 | 2009-07-06 09:41 | おすすめアート

世田谷迷子紀行と池田亮司「+/-」展

ジテツウですが、「行きはよいよい、帰りは・・・」の言葉どおり?帰りは地獄のドライブでした・・・
まず、246の通りが工事中のため、迂回するはめになったり、
思った以上に坂道でスピードが出て怖かったり、トラックが真横を通り抜けていったり、
三茶の駅前は人だらけで、とても自転車に乗っていられなかったり(車道も狭くて降りれない)
汗だくになりながら、必至の形相で家まで帰りましたよ・・・本気で怖かった。。。

その後、慌てて着替えて、新宿での飲み会に合流。
左からルナちゃん、あたし、役者仲間の中野架奈嬢。
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楽しくて、ついつい時間を忘れて盛り上がる!よく食べて、よく飲んだなぁ。

その帰り、いつもとは違う駅(でも、うちから15分)で降りて家に帰ろうとするも、迷子!!!爆
今朝のラジオでもいってたんだけど、世田谷の住宅街は迷子になりやすいらしい・・・
見事に、どこを歩いているのかまったく分からないほどの迷子に。
運良く地図を持ち歩いていたのだけど、自分がドコに向かって歩いているのかも分からず。
住宅街だから目印になるような建物もないし(もともとマンションなどの高い建物が条例で建てられない)
大通りもいつまでたっても現れない。
途中で寺(竹やぶって、夜中は怖い)があったり、うっそうとした茂みがあったり、
深夜1時過ぎの迷子は相当怖かったです・・・なんとか1時間かけて、家に帰れたけど・・・遭難寸前だった・・・

で、昨日は池田亮司「+/-」展@東京都現代美術館
どういう人かも知らずに行ったのだけど、音楽家だったのね・・・映像系の人と勘違いしてた。
ダンスと合いそうだなぁと思ったら、すでにフォーサイスと組んだりしてた。考えることはみな、同じ。
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数字って、美しいデザインだなーとか、音楽とは関係ないところに感銘。
デザイン好きな男子とか、ハマれそうな展覧会だった。でも音楽家なのよね、そうよね。
映像や音楽も、コンサート形式で見れば、もっと面白かったかも?高木正勝的に。
私なんかは、見方が分からないまま終わってしまった。
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意外と、こういう無機質な空間は嫌いではない。
次に出る芝居の参考になる部分もあったし、自分なりにいろいろ解釈いたしました。

常設展もちょこっと変わっていたかも?トラやんもいた。トラやん、しゃべってたよ!

夜はSPIRAL MOONの稽古。
まさに「ヨウ祭!」ってくらい、愛のノックをうけまくり!笑
前に「役者は自分の演技に自覚的であれ」って言われて、
「あたし無自覚なんだよなー」と思っていたのだけど(だから同じことが何度も出来ない)
今回、すっごい自分の動きに自覚的になる訓練になっていて、とっても勉強になる。
今まで芝居に対してラクしてたなー、怠けてたんだなーと反省。しっかりしよう!
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by oko50525 | 2009-05-18 10:01 | おすすめアート