「サーチエンジン・システムクラッシュ」

本のカテゴリを作ったのに、まったく本を載せてませんでしたね。
まぁ、読んでなかったっていうのが正解なんだけど・・・
というわけで、やっとこ読み終わった本です。b0044209_11184459.jpg

宮沢章夫「サーチエンジン・システムクラッシュ」
宮沢章夫さんは遊園地再生事業団の作家(?)ですよね?
残念ながら見たことはありません。
宮沢章夫さんの本はフリーのイケメン役者・中川智明氏にもらった
「よくわからないねじ」というエッセイ以来、2冊目です。

主人公が大学時代に「虚学」というゼミで一緒だった友人が、
女性を絞殺するところから話が始まります。
その殺人事件を聞き、「虚学」の講師・畝西が頭に浮かぶ主人公。
「生きているのか死んでいるのか分からない、その曖昧さに耐えられるか」
畝西が講義中に、この言葉を発した時の「声」を求めて、主人公は池袋を徘徊します。

ひたすら池袋を歩く話し。。。と言っちゃうと身もフタもないか。
一つ一つの出来事や場所がリンクしていくのを辿って、
どんどん迷路に迷い込んでいく、というイメージでした。
サーチエンジンですから、検索をかけて、探していく、
でも結局、どこまでも続いていってしまう、、、ということなのかしら?

ちょっと私の好きな村上晴樹の世界に通じるものがあって、面白く読めました。
文章もクセがなくて、すんなり読めます。ただ内容は好き嫌いは分かれそう・・・

この虚学というゼミが面白そうで引っかかります。
テルミンを演奏したり、タンゴを聞いたりするゼミだったそう。
でもそれで卒論書いたりするのはキツイな~!大体何が目的のゼミなのだ?ナゾ。
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by oko50525 | 2004-10-28 11:26 | 日常のこと