蜷川幸雄演出「ひばり」

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更新が滞ってましたー。すみませんっ。
結構前ですが、蜷川幸雄演出「ひばり」を見てきました。

蜷川幸雄と松たか子っていう、私の大好きな2人に組まれたら行くしかありません。
しかしプレオーダーで取ったってのに、S席で二階後方ってのは、どういう了見なんでしょ?
なんかプレオーダーって、ロクな席にならないんだけど・・・どうなのよ?>@ぴ●

お話はジャンヌ・ダルクが裁判上で、これまでの経緯を語るというもの。
まさか、ジャンヌ・ダルクがここまで若いお嬢さんとはつゆ知らず。
そりゃ「神の啓示」でもなけりゃ、1人で戦地に赴かないでしょう。

松さんは、期待通りというか、期待以上というか、声も佇まいも、美しく、
「神様に選ばれたジャンヌ」にピッタリでした(神様の声との使い分けなんて最高)
でも、だからこそ、人間の普通の女の子には見えなかったのも事実。
なので、ジャンヌにはまったく感情移入できませんでした。
ジャンヌ=神に選ばれた子 であれば、それでOKなんだろうけど・・・
そのせいで、家族との別れのシーンや苦悩するシーンは、何も感じられず。
声がね、綺麗すぎるんだよね、きっと。よどみがなさすぎる。
とても好きな声だし、声が通るって貴重なんだけど、もっと迷いのある声も欲しい。
これが演出なのか、松さんが、それしか出来ないのか、っていうのは大きいんだけど、
なんにせよ、松たか子さんに相応しい役だったと思います。彼女じゃなきゃ見ないわ。

その家族の別れのシーンなんだけど、これが、自分には受け入れられなかった・・・
蜷川幸雄演出を見だしたのは最近なので、なんともいえないのだけど、
蜷川センセの母親の描き方が私はあまり好きではないんだよねー。
オールメールの時はいいんだけど、女性が母親を演じると、なんかウソくさい。
男性のほうが母親らしい演技に見えるのはなぜ?!
今回も、とても母親と娘の別れのシーンには見えなくてキツかったです。

あとは、とにかく長いので、結構見るのが疲れるー。
オペラくらい幕間を長くとってもいいんじゃないかな?
前半ラストは感動でグッときてたのだけど、後半は眠気が。。。
話が古いっていうのと、神様の定義を、どう現代で解釈するかによるのだけど、
とにかく眠くて、そこまで頭が働かなかったヨ。。。

というわけで、結論は「1人で見にいってよかった」
そんな感じなのでした・・・^^;
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by oko50525 | 2007-03-01 00:56 | 観劇したもの