フェリーニの81/2

どうもイライラしている毎日。何をしてても、どこか楽しみきれないのが問題。
こういう時は人に会うとあたり散らしちゃうから、家にこもっていたいけど、そうもいかないのが現実・・・

さて、みてきました。フェリーニの「81/2」@K'scinema

フェリーニの生誕90年ってことで、K'scinemaではフェリーニの5作品を上映中(~4/2まで)。
私は迷わず「81/2」をチョイス。名作と名高いのに、観たことがなかったので満を持して。

★あらすじ★
映画監督グイド(マルチェロ・マストロヤンニ)は湯治場に療養にやってくる。新作の撮影準備を進めてから5か月が過ぎ、クランクインが遅れているにもかかわらず、愛人や妻、知人たちの幻影に悩まされ映画の構想はまったくまとまらない。療養中も亡き両親の姿や少年時代の思い出がよみがえり、彼は混乱してしまい……。@Yahoo!映画
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難解映画ということなので、はなっから理解しようとは思わず観賞。
おしゃれ映画という評判だけど、テーマはかなり哲学的。

主人公のグイドの周りを取り囲む女性たちが魅力的。奔放で強くてしなやかで美しい。
この辺、ちょっと「黒い十人の女たち」に近い物を感じる。
あと現実と妄想が交差するのは「未来世紀ブラジル」ファンにもウケそう(周りに多い)

さまざまな軋轢から疲れを感じている伊達男グイド。笑
しかし、日本人の私から見ると「本当に悩んでますかね?」ってくらい明るい(笑)。さすがイタリアン。
そして、確実に「生」へ向かう力が強い。この辺が見ていて気持ちいい。
ラストシーンでは「人生は祭りだ。ともに楽しもう」のセリフ。うーん。前向き!!

ラストシーン、発射台の周りを手をつないで回るグイドの人生を彩ってきた人々。
すごくロマンティックなシーンで、私も死ぬ瞬間は、こういう風景を見るのではないかと思ったほど。

正直、理解したとは言いがたいけど、感覚的に面白い映画でした。
こうやって名作をリバイバルしてくれて、大きなスクリーンで見れるのは幸せ。

月末からTOHOシネマズシャンテで「黒澤明-生誕100周年記念特別上映」も始まります!!
「羅生門」と「蜘蛛巣城」は行くとして、あとは大好きな「椿三十郎」と「七人の侍」をどうしようか・・・
絶対、スクリーンで見たら、すごい迫力だと思うんだよねぇ。三船敏郎ラブ。

あと気になるのがラピュタ阿佐ヶ谷でやる「悪女礼賛」
「黒い十人の女」はぜひスクリーンで見たいし、「しとやかな獣」も見たい。若尾文子様!
「二匹の牝犬」も緑魔子様が出てるってことで気になるし~。

古い映画を片っ端から見て行きたい今日この頃です。
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by oko50525 | 2010-03-23 10:35 | おすすめ映画