4.48サイコシス

飴屋法水演出 サラ・ケイン作「4.48サイコシス」@あうるすぽっと

サラ・ケインは28歳で鬱病により自殺したイギリスの脚本家です。
かなり覚悟していったのだけど思ったのと違った感情を味わいました…


作品はサンプル以上に詩的で内的な世界。
前回の横浜トリエンナーレの作品群に近い現代アート。
最初は客席を舞台にしたつくりや様々な装置にドキドキしていたんだけど、
最後は感情に飲まれてしまい、ずーっとイライラしてました。

舞台の役者の体を借りたサラ・ケインの怒りがガシガシ伝わってくる。
芝居がつまらないわけでもないのに、
怒りが湧いてきてラストなんて舞台に飛び乗って役者全員ひっぱたいてやりたかったくらい(笑)


飴屋さんは当パンにサラ・ケインと友達になれたって書いてたけど、
私はサラとは絶対友達になれないと思う。


子どもを育てるときに親ができることは
子どもに根拠のない自信をつけさせること。
これは親にしかできないことだと思う。
子どもがこの世界で生きていくための絶対的な力になる。

この力さえあればサラは自殺しなくてよかったんじゃないか。

でも自分の内面と向き合えたサラは弱くない。
内面と向き合いすぎたために
逆に自殺したのかもしれない、とも思える。

疲れる舞台でした!
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by oko50525 | 2009-11-22 00:13 | 観劇したもの