身の上話とかやめてほしい。

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昨日は雨のなかサンプル「あの人の世界」@東京芸術劇場 を見てきました。
ちゃあも誘ったら、がんばってきてくれた。偉いぞ、ちゃあ。

で、芝居。
セットが凄くて、上の世界と下の世界の分かれ方がステキ。
下の世界の八百屋舞台、役者は大変だろうなぁ。
ロロのすり鉢舞台だって、4回公演なのにふくらはぎがパンパンになったし(ひ弱すぎ)

お話は・・・うーん、よく分からない(爆)
いや、分からないって言うか、分かろうとか、説明しようとするとムリなんだけど、
感覚としては納得したり、言葉の断片には「はぁ、なるほどねぇ」ってところはあったりして。
でも、その断片のツナギっていう部分は理解できなくて、トータルして考えると「話はわからない」
助詞を間違えて文章を作っちゃって「あれ?わかんない」みたいな?・・・説明になってないけど。

女の子と鼠(男)の会話が、分かるわ~と思って笑っちゃったけど、会場がシーンとしてて気まずかったぁ。
深い、濃い関係になりたくて、身の上話を話す女と、それにたいして「そういうのイヤなんだよぉ!」と言う男。
「勝手に心開かれても困るんだよ」って思うこと、私もあるから、コレに関しては完全、男目線。
あまり知らない人に限って、心開いてくるんだよね。
相手を知らないから開ける、なんでも言えるってこと、あると思うけど。

散文みたいなものに近いのかな、この芝居は。
この間、太宰治の「葉」を読んで、「この人、とっちらかっちゃってんなぁ」って思ったけど、人間の脳内を文字化してみたら、こんなことになっちゃうのかもしれない。
「詩」って、文字をデザインとして見るっていうか、絵として視覚的に見るモノだと思ってて。
もちろん、言葉一つ一つの美しさ、とか、内容とかもあるとは思うけど、
「詩」って視覚的なあそびが多い気がする。書道なんかもそうだけど。
一つの完成とした絵でありながら、それを形成している一つ一つは意味不明っていうか??

愛玩動物のハナシのような、結局、人間も人間同士の中で愛玩動物にされたり、してたりする、とか。
誰か殺しちゃったら、それって誰かの運命の人を殺してしまう行為でもあるってこととか。
そんなことが引っかかったこと。

まぁ、そんなこんなで?、ちょっと思ってたテイストと違う話だったこともあり、
トータルとしては、正直、そんなに楽しめなかった。
視覚的には面白かったけど、もっと言葉一つ一つの面白さが味わいたかった。

そして、終わってから、ムリヤリちゃあを誘って飲む。
なんか、建設的な話が出てきて、ああぁ、どうしよう、やっちゃうか?やっちゃうのか?とかモヤる。
現状の打開策として、妥当だし、魅力的な提案であることは間違いないのだけど。
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by oko50525 | 2009-11-12 10:01 | 観劇したもの